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SKYSTORYキャラクター

【SKYSTORYキャラクター紹介】ピース編(最新版)

今回は、『SKYSTORY』に登場するキャラクター紹介をさせてもらいます。

SKYSTORYの主人公リード・ベルの兄。 名は《ピース》。

設定集




リードと同じハーフエルフ。

とても大きな国の生まれで、幼少期は城の地下に閉じ込められて育つ。

そこでは大人達に知識を詰め込まれ、能力を開発される毎日だった。

しかしこの時の記憶はほとんど存在せず、はっきり覚えているのは〈ダークエルフの里〉での生活からである。

〈ダークエルフの里〉では、あるエルフの神父に拾われ育てられる。 人間の心の成長が乏しかったピースは、ダークエルフ達と暮らすことで少しずつ心を持つようになる。

世間からは忌み嫌われ畏れられているが、彼らに家族のような感情を抱いていた。

この里にはエルフやダークエルフが住んでおり、聞くところによると遥か昔にエルフの王国から移り住んだらしい。

ダークエルフ達はみな心に傷を持っていて時折野蛮さを見せるが、ピースは本質を見抜く目を持っているため、皆に寄り添うことができる少年になっていく。

育ての親の神父からはこの世界について学び、自分自身の考えで生きていく道を指南される。

何が正義で何が悪か、それはどの立場からものを見るのかによって違う。

真の正義などあるはずもない。

ピースは全てを理解した上で、己の正義を貫くという信念のもと生きていく。

セリフ集




・「俺はどっちも悪くないと思うんだ。エルフもヒトも結局は自分達の家族を守るためにやってきたことだから。」


・「ナイト、お前がいてくれたから俺はここまで生きてこられたんだ。」


・「フォー、お前はもっと自分の事を労われ。いくらヴァンパイアだからって傷付かないなんてことは無いんだ。」
・「リード、ずっとお前を探してた!」

他のキャラクター集▶https://wp.me/pbYvU7-1yK

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SKYSTORY 作品発表 小石のような男

YouTubeライブ開催告知(2024年第1弾企画・作品紹介)

こんにちは。小石のような男です。



2024年第1弾お絵描き企画楽しんでいただけたでしょうか。

今回も短い期間の中、たくさんの方に参加していただきました。

忙しい中の参加ありがとうございました👏

そして今回、

本記事テーマ

YouTubeライブ作品紹介の開催日をお知らせします。

それではさっそく、

・YouTubeライブ作品紹介とは何か。

・開催日時について。

・YouTubeライブを行うにあたって小石からのお願い。

について順番にお伝えしていきます。




YouTubeライブ作品紹介

私たちのYouTubeチャンネル「小石の庭」定番となっていますが、初めて参加された方へ簡単に説明させてもらいます。

YouTubeを使ったライブ形式にて、参加してくれた方の作品とアカウント名を発表します。

そして私(小石のような男)と動画編集担当(新緑の猿)が参加作品に対し、コメントしていきます。

さらに、ライブという特性を活かした、

誰でも作品紹介中にコメントで感想を伝え合うことができる場として、参加型形式で楽しむことができます📺

第一回目(アーカイブ更新)

第二回目(アーカイブ更新)

ラスト(アーカイブ更新)

動画をご覧いただけたら、次回の開催日についてです

YouTubeライブ開催日時

【公開日時】

3回目ライブ 2月7日(水) 21時~(終了)

【参加条件】

小石の庭のYouTubeチャンネル登録してくれた方限定

↓下記のチャンネル登録ボタンをクリックorタッチ

開催にあたって主催者からのお願い




当日は、様々な作品を見て楽しめるように、進行していきます。

そこで視聴者さんに以下の3つのお願いです。

①紹介された作品で「素敵!」「最高!」と思ったことなど、歌の感想をライブ中(ライブ後でも)コメントにて教えてください!!!

*可能な限り、コメントを読んでいきます。

②参加者様が一生懸命に描かれた、一つの作品です。

誹謗中傷、アンチ悪口コメントはお控えください。

③YouTubeの高評価ボタン👍のクリックをお願いします!

(私たちの励みになります)。

以上です!!!

ぜひで楽しんでいきましょう🌟

2024年第1弾企画内容について再度確認したい方は、下の動画からご参照ください👇

本ブログでもチェック☑

2024年第1弾お絵描き企画詳細

https://wp.me/pbYvU7-1QA

それでは当日をお楽しみに🌟

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SKYSTORYキャラクター

【SKYSTORYキャラクター紹介】リーフェ編

今回は、『SKYSTORY』に登場するキャラクター紹介をさせてもらいます。




主人公リード・ベルのライバルであるリーヴの兄。

名は《リーフェ》

エルフ王国《アヴァロン》の第一王子。(リーヴは第二王子)

遥か昔から続くエルフ属の末裔として、国民だけでなく歴史そのものを背負う宿命〈さだめ〉を持つ。

全ての精霊に愛される、祝福された存在。 弟のリーヴは幼少期、兄であるリーフェに嫉妬心や劣等感を抱き育つ。

しかし、兄からの深い愛情を感じる出来事があったことにより、リーフェが王になった時自分が手足となり国と種属を守ると誓ってくれた。

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能力について




リーフェは《万物を見通す目》を持っている。

その目は遠方の出来事をはっきりと把握し、人間や動物等の心を見通し、世の摂理を理解することができると言われているが、全貌は未だ明らかにされていない。

戦場に出た味方のエルフ達が時折リーフェの腰に差してある聖剣を確認するが、それが抜かれたところを見たことがないらしい。

兵士の一人がリーフェに尋ねたところ、まだ抜く必要が無いからだと言う。

最終的にエルフ王国はヒト属の裏切りによって滅亡する最期を迎えることになるが、自らの弟の命だけは守った。

遥か先を見ることができるリーフェにも、同盟を組んでいた味方の裏切りに気づくことができなかったのだと人々は言う。

《万物を見通す目》は嘘であったのではないかと。 エルフ王国滅亡の後、数多くの宝が国から盗まれてしまったがリーフェの持つ聖剣だけは見つからなかったという。

一体どこへ消えてしまったのだろう。

それが分かるのはちょっと先のお話

セリフ集

Comming soon…

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ブログ復習

小石のような男(2024年1月)ベスト記事ランキング

こんにちは。小石のような男です。

今年もはや一か月が終わり。私は、良いスタートを切れた一か月となりました。

そして今月の記事も面白かったため、1月ランキングとともに一緒に振り返えらせてください。

本記事テーマ

1月ブログ内容を振り返り、ブログ記事の復習ほか、新たに勉強していきましょう🖊

*今月の記事ランキングは、小石のような男の主観です。



それではさっそく今月の出来事とともに振り返っていきます。

アウトプット学習(復習日)




ランキング発表の前に、問題です。

Q.「小石の庭」ブログにて11月投稿された、記事タイトル、もしくは概略をお答え下さい。

一つでも答えれた方は、完璧です👍

思い出せなかった方も、当然全ての記事を、振り返る必要もありません。

この場でお伝えしたかったことは、

「自分が使えそう」「役に立った」と思った知識がすぐ思い出せたかです。

「何かに使えるかも💡」と記事を読んだ時に思っても、

当然、使わなければ(行動しなければ)忘れてしまいます。

そこで、

想起トレーニング(思い出す訓練)を毎月の中で1日だけ実施することをオススメしたいです。

ご覧いただいている今日をぜひ復習の日にしてみましょう!!!

では、さっそくオススメランキング発表していきます🎉

ランキング(ブログ記事一覧)




1月の記事をオススメ順にまとめました。

創作に役立つをテーマを主に、『SKYSTORY』や創作者の視点から、記事を作りました。

見逃し、気になるのがあればぜひこちらから👇

5位 関西コミティア69参加者様(紹介動画まとめ)

https://wp.me/pbYvU7-1Yr

4位 ワークライフインテグレーション(仕事も遊びも全力)

https://wp.me/pbYvU7-1Uy

3位 何かを始めるのに早いも遅いもない(フクロウのPROFILE)

https://wp.me/pbYvU7-1UP

2位 主人公目線の『SKYSTORY』物語

https://wp.me/pbYvU7-1SV

1位 投資時間が成果につながる

https://wp.me/pbYvU7-1WS

これを機に

・読み飛ばしていたもの

・忘れたしまった、復習にもう一度

ぜひ上記のリンクからご活用してみて下さい📚

1つの記事だけでも、しっかり活用できるように、簡潔にまとめてあります。

さらに効果的な活用法は、複数の記事を読んで、自分なりに組みわせてみることです。

順位は、小石のような男の主観です(笑)

どれも使える知識なので、自分なりに考えて、使ってみてください!!!

まとめ




小石のような男の活動報告も含め、来月2月も面白い記事を投稿予定。

お楽しみに🌟

本記事まとめ

ブログ記事を読んで、自分にとって必要なものを見つけ、どのように自分が活かしていくかを考えてみて下さい。

明日からの創作活動の役に立つことを願っています☄

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お絵描き企画 みんなで創る物語

2024年第2弾企画(お絵描き)

こんにちは。小石のような男です。




大変お待たせしました👏

2024年の企画第2弾を開催いたします!!!

今回も、企画を開催するにあたって、時間をかけて創るかつ楽しめるように先行で企画内容を紹介します🖼

お時間がある方は、小石と一緒に楽しく絵を描きましょう🖊

ではさっそく、お絵描き企画の詳細発表していきます👏

 

『漫画の一コマを描こう企画』




まずはこちらの4ページにわたる漫画をご覧ください👇

(*右スクロールorクリックで読めます。)

先日本の販売開始した、『COLORS Cobalt』の漫画一部を

企画用に公開しました👏

見てのとおり、4ページ目は空欄です。

この空欄ページにあてはまる「リーヴ」または「リーフェ」のキャラクターイラストを自由に描いてもらいたいです!!!

リーヴ キャラクター紹介

エルフの王国の第二王子リーヴ。

純血のエルフ属。

兄を慕い、兄の剣として立派なエルフになりたいと思っている。

皆の笑顔が好きで、たまにおちゃらけて他者を笑わせる優しい少年。

「僕は兄さんの剣としてこの国を護る」

金髪の髪に褐色の肌、高貴さを象徴する金色の目を持つ。

心優しいエルフ。

数奇な運命を辿ることになるエルフの剣士。

彼には王位継承権第一位の兄〈リーフェ〉が存在し、リーヴは兄のリーフェを心から慕っている。

エルフとしての能力がいつまで経っても発現しないリーヴは、家族や周りの者から蔑まれていた。

そんなリーヴに優しく声をかけ続けたのがリーフェだ。

武器の扱いには長けているが、手合いの際最後の一太刀を入れることができない甘さを持っている。

みなに甘いと言われるリーヴだったが、リーフェだけはその甘さは優しさだと言って褒めてくれた。

そんな兄を横で支えられる剣士になると誓った。

さらなる詳細を知りたい方は、以前紹介したキャラクター紹介ページをご覧ください

(▼こちら画像をタッチorクリック)

初めて参加される方へ

『SKYSTORY』物語を3分ほどの短い動画で紹介してます👇

特に企画参加初めての方は、こちらの動画をご覧になって参加を検討してみて下さい!!!

では参加方法、注意点を説明していきます。

特に初めて参加される方は、最後まで一読お願いします。

お絵描き企画の参加方法、手順、注意点について




描き方、色、イラストサイズ、指定はありません。

キャラクター単体、背景付きイラスト、色鉛筆での落書きなどどのような出力法でもOK👍

【参加手順】

①四ぺージの漫画を読む。

②最後の空白ページにSKYSTORYキャラクターのイラストを描く。

(複数枚描くのも大歓迎!!!)

②X、pixivどちらかにて

#SKYSTORY #SS漫画

上記2つのハッシュタグをつけて決められた期限内に投稿

(X、pixiv両方投稿も大歓迎!!!)

主催者含め参加者が探しやすいため、ご協力よろしくお願いします。

【参加条件】

・Xアカウント、pixivアカウントを持っている方

・YouTubeライブにて作品を紹介しても大丈夫な方

前回企画は以下のように紹介しました↓

上記2点の条件をクリアした方であれば誰でも参加自由です。

【参加(投稿)期限】

2024年2月18日~2月24日内での投稿

上記期限内での投稿をお願いします。

主催者(小石のような男)からのお願い(2点)



①参加希望される方は、家族や友達、フォロワーさんなど気軽に誘って一緒に参加してほしいです!!

*家族や友人が描いた作品の投稿の際、誰(○○)の作品と付け加えて投稿してもらえれば大丈夫です!!!

(投稿例)

友達作。リーヴが新しい世界を目指して飛び立つところを想像してみた🖊 #SKYSTORY  #SS漫画

そして、『SKYSTORY』企画参加した際さらに楽しめるよう、

②お絵描き企画をさらに楽しむため、本編『COLORS Cobalt』をぜひ購入して参加してほしいです!!

*本編は、漫画全ページフルイラストのため、答えあわせにも活用できます🙆

こちらの「BOOTH」サイトより購入を検討してみてください

https://koishiotoko0917.booth.pm/

皆様の創作が楽しくなりますようにたくさんの参加お待ちしています🌠

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 企画紹介

関西コミティア69参加者様(紹介動画まとめ)

こんにちは。小石のような男です。

コミティア参加者様紹介が無事終わりました。

楽しみすぎて待ち遠しい。ただこの一言に尽きます。

まだ動画をご覧になられてない方は、素敵な作品ばかりなの見ていって下さい👏

前編

後編

小石のような男、新緑の猿

最高の作品を創って参加します▶https://wp.me/pbYvU7-1WQ

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SKYSTORY SS小説

主人公目線の『SKYSTORY』物語

こんにちは。小石のような男です。

今回は、『SKYSTORY』を最近知った方、または過去に知った方へのおさらい記事です。

これまでとは少し視点を変え、主人公「リード」の目線から

概要、これだけは知っておきたい主要部分について、まとめました。

それではさっそくご紹介させてください。




主人公の物語

NOAH(ノア)島で育った少年。

親兄弟を知らず、島長のアカシアが育てる。 島で唯一の耳長属だということで差別の対象として幼少期を過ごす。

ひとりぼっちで育ったリードは、少しでも周りから気に入ってもらうため、ヒト前では辛い時でも笑顔を絶やさない。

他者を思いやれる優しい性格。

初めは差別していた者達も、リードの人間性を知り少しずつ見方を変える者も出てくる。

ヒトに対しても、ディーノ、グレイ、エボル(*1)に対しても、ひとりぼっちでいる者を放ってはおけない。

たとえ自分が損するとわかっている状況だとしても。

(*1)SKYNOTE 第一版第一稿 https://koishiotoko0917.booth.pm/items/4178593(ディーノ、グレイ、エボルについてはこちらを参照してください)




しかし優しいだけでは弱く、馬鹿にしてくる者も多いことに気付いたリードは一人称を僕から〈俺〉に呼び替えて強がった。

島のみんなに認められたい一心で、皆が驚くことを達成していく。

すると次第にリードをハーフエルフ、ヒトが忌み嫌う耳長属としてではなく、一人の《人間》として見られる様になっていう。そう、ようやく島の一員として認められたのだ。

ようやく島のヒト達と仲良くなった。 リードが本当の笑顔を皆に見せる様になった頃、島を攻撃する敵が出現した。

島の大人達が魔法で応戦するが敵は強く歯が立たない。

そんな時立ち上がったのはリード・ベルだ。

幼少期あれだけ自分を蔑んできた者達のために、皆を、島を、大切な者達を守るために持てる力の全てをぶつけて島を守る。

そしてリードは島の英雄として、外の世界への冒険に出る。

独りぼっちの少年としてではなく、NOAH島出身のハーフエルフ、《ニワトリ少年リード・ベル》として。

島の者達はリードが旅立つ時、夜明けを告げる鶏が心底寂しそうに泣きじゃくったのを聞いたという。

こうして全一章~八章の物語へと始まっていく。

続く。

https://wp.me/pbYvU7-Tq

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SKYSTORY クリエイター 小石のような男

技術上達・究極な学習法(自己分析)

こんにちは。小石のような男です。

今回はこんな質問を取り上げます。

本記事テーマ

Q.小石さんの創作に対しての弱み、直したいことはありますか?

A.あります。

この回答について本記事で深堀していきます。



それでは早速本編に入ります。

弱点 自分の弱みを知るがスタートライン




何か大きな目標を達成すること、自分を成長させるために必要となるのは、弱点を知ることです。

今の自分には何ができないのか。

小石の場合、イラストを描き終わった後に時間を置き、

この場所を直せばもっと上手くなると弱点を探します。

これの繰り返しです。

時間を置く理由は、客観的に物事を見るためです。

描いた直後は、上手く描けたようにみえることが多いと感じます。(主観がメインのため)

弱みを知ることこそ、最強の戦略かつスタートラインと断言します。

計画性 プランニング




足りないもの、弱みを捉えることができたら、それに対して計画を立てます。

計画を立てても上手くいかない方、計画通りに進まない場合、計画の立て方をかえてみましょう。

・弱みを克服するには、何をどのように練習すればいいか。

・弱みを隠すほどの新たな強みを手に入れるか。

・弱みの見方をかえて、強みに変換するには何をすればよいか。

様々なパターンを考察し、今後のプランを立てていきます。

闇雲に練習するより、効率的かつ戦略的です。

創作以外に、仕事や勉強でも同様です。

弱みを知ってから計画を立てるが絶対条件💡

まとめ




ここでは、あえて私(小石のような男)の弱点は伝えません。

なぜなら、数週間後、数か月後、数年後には必ず弱点ではなくなっている自身があるからです。

しかし、中々自分の弱点を見つけるのは難しい方もいるかもしれません。

テストであれば点数があるので一目瞭然ですが、ほどんどこれに該当しません。

そこで使えるのが、

「先日、こんな1枚イラスト描いたけど、どこか違和感や分かりにくいところある?」

と他の人に意見を投げかけてみるです。

質問に答える側が素人でも誰でもOKです。

第三者の視点がとても参考になるため、積極的に聞いてみましょう。

本記事まとめ

弱い個所を知り、適正にあった計画を立て実行していく

何が今の自分に必要なのか。

『SKYSTORY』と一緒に探してみましょう。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY SS小説 イベント イラスト本 小石のような男

SS小説(SKYSTORY小説9)

こんにちは。小石のような男です。

6月お絵描き企画開催たくさんの参加ありがとうございました!

たくさん参加していただいた記念として、

小説作品【桜の詩】の一部をブログの方でも公開させていただきます!

それではお楽しみください😌




桜の詩 本編

_______________________________________

 コツ……コツ……………………コツ……。

 ヴェイルは岩壁にもたれて座っていた。

 誰も入ってこない洞窟の中で、一つの音だけが鳴り響いている。

 百本も長い足がある虫や、湿ったトカゲのような生き物たちが、力無く伸ばされたヴェイルの両脚を越えていく。

 コツ……コツコツ。

「ぁ……。ぁぅ…………」

 体に力が入らない。

 もう立って歩くことも、まともに話すこともできない。

 体から根が生える程ここにいた気がする。

 どれくらいの時が経ったのだろう。

 わからない。

 ヒラヒラと揺れながら飛んでくる、さくら色に発光している羽虫がヴェイルの鼻に止まる。

 羽虫は降りていき、ヴェイルの腰元を照らす。

 ──コツコツ……。

「……………………ぁぅ」

 ヴェイルは無意識に動いていた自分の右手に気づく。

 右手は小石を持っており、地面に書かれた『桜』の文字がさくら色に照らされた。

 何度も何度もその文字が消えないように、同じ線が石で打ち付けられている。

 もうほとんど動く力が残っていないはずなのに、その文字だけは、はっきりと書かれていた。

 ヴェイルは『桜』の文字を見た途端、微かな生気を取り戻し、ある瞬間を思い出す。

 そこは丘の上。

 華やかに咲き、儚く散っていく、白色や淡い紅色の花を咲かせる一本の木。

 その木の下に、凛と立っている美しい女性に目を奪われたあの瞬間だ。

 あの瞬間はちゃんと、褪せることなく心に残っていた。

 ヴェイルの心臓の辺りが温かくなっていく。

 そうか。

 僕は忘れたくなかったんだ。

 もう決して会うことはできないけど、

 君のことだけは、忘れたくなかったんだ。




_______________________________________

 

   第一章 始まりの島

_______________________________________

   一 辺境の島

 ヴェイルはノアという島に到着した。

 この島はとても歴史が長い。年代が大きくズレた遺跡が多数存在し、そもそもいつ誕生したのかが解明されていない辺境の島だ。

 この島に辿り着くまでの道の過酷さが、より一層、島の価値を上げるのだ。

「噂以上の島だな……」

 高さが百メートルほどある巨大樹の森や古代遺跡が多い砂漠地帯、エメラルドグリーンのカーテンが綺麗な氷雪地帯など、あげればキリがないほどの絶景が詰まった夢の島。

 島に来た目的を忘れてしまいそうになる。

 ヴェイルは世界的な物書きである。

 代表作には自身が経験した、数々の旅を繋ぎ合わせたノンフィクション作品『紡旅(つむぎたび)』、魔法の概念が無い国の空想物語『機巧(からくり)仕掛けの島』、異なる人型種属同士の愛をテーマに書かれた小説『繋がる愛のバラッド』などがある。

 そんなヴェイルにとって、ノア島ほど胸が躍るものはない。

 この島を題材に三冊は本が創れる。

 そんなことを思いながら、移動中の相棒であった渡し鳥フェニキスの広い背中から飛び降りる。

「ここまで連れてきてくれてありがとう。さすがに疲れたろ……ゆっくり休んでくれ」

 島と島を移動する際に乗る渡し鳥は、基本的に降り立った場所で用が終わるまで待たせておくのだが、今回ノア島には長期滞在する予定のため、渡し鳥を自由に空へ放す。

 一度心を通わせた渡し鳥は、例え離れていても、心の中で呼ぶと自分の元へ飛んできてくれる。

 島の中心の、山より大きい黄金の巨大樹に向かって羽ばたく後ろ姿を見送った後、ヴェイルはベルトにかけてある小さな鞄から、革のカバーが付けられたノートを取り出し、ノア島でしなければならないことを確認する。

「ふぅ……仕事の前にこの島を堪能しないとな」

 ヴェイルは、この先待ち受けている重要な任務のことを考えると気が重くなる。

 ノア島に上陸するまでに乗り越えた数々の障壁は、どんな傷でも高速で回復するヴェイルとフェニキスにしか乗り越える事ができないものばかりであった。

 まず初めにノア島があるのではないかと予測した地域へ、使いの生き物達を飛ばした。

 すると、ある空域に送った使いの生き物達だけ帰ってこなかった。

 使いの生き物は、ヴェイルが与えた餌以外食べることができないように育てたため、お腹が減ったら帰ってくる。

 数日経っても帰ってこないなんてことはあり得ないのだ。

 おそらくそこにノア島があるのだろうと踏んだヴェイルは、その特殊空域を目指した。

 長年の友人である渡し鳥フェニキスの背に飛び乗り、ノア島へ出発した。

 フェニキスが一緒なら、今度の旅も大丈夫だとヴェイルは過信していた。

 ある程度進むと、回遊を終えたであろう空鯨達が宙を泳いでいるのを発見した。

 ヴェイルとフェニキスは空鯨達の跡を追ってみることにした。

 少し時間が経つと、徐々に別の方角から他の空鯨達が集まりだし、みながある一点に向かって泳ぎだした。

 空鯨は、空を泳ぐ空魚の中でも最大級の大きさをしており、より上質なエネルギーを含む場所を求める。そのため、このまま追っていけば目的地へと辿り着けるとヴェイルは考えた。

 進むにつれて、静電気を帯びた空気が体に纏わり付き、バチバチと、小さな蜂に刺されたように痛む。

 巨大な球状の雲がヴェイル達の前に現れる。

「この大きさ、ノアの空域ごと雲だな」

 どんどん視界が雲で遮られるようになり、とうとう雲の中へすっぽりと入ってしまう。

 ヴェイルの焦りが伝わり、フェニキスも緊迫感のある顔に変わる。

「雲が島を守っているのか」

 雲の中に侵入するも、この雲は何層もあり、進むにつれて目視できる水の粒が増え、そして大きくなっていく。

 気流が乱れ出し、真っ直ぐ飛ぶ事が不可能になる。

 不規則な気流の中から、ノア島へ向かうルートを導き出し、かなり遠回りをして乱気流を抜ける。

 そして現れたのは、超巨大積乱雲だ。

(あれは、やばすぎる)

 ヴェイルの直感、そして理性どちらもこの中に入るのは危険であると言っている。

 フェニキスは身震いし、飛行速度が落ちる。

 しかし、ここを乗り越えなければ島に辿り着くことができないということも解っている。

 ヴェイルとフェニキスは警戒しながら、ゆっくりと積乱雲に突入する。

 四方八方で発生する青い稲妻が、周囲を明るくしている。

 怯えながらも、針に糸を通すような飛行を続ける。

 すると遠くから、細長い蛇のような影が、ウヨウヨとこちらを目掛けて泳いできているのが見える。

「フェニキス! 急げ! 捕まったらやばい」

 この積乱雲の中には肉食の電気ウナギが住んでおり、迷い込んだ生き物の動きを、自らが持つ電気で封じ、一斉に襲い掛かる。

 電気ウナギの体はヴェイルより大きい。

 そんな巨躯の強靭な顎で、骨ごと噛みちぎろうとするのだ。

 ヴェイルは一匹に、右腕の肘から下を噛みちぎられ、大量の血が宙へ飛散する。

 一瞬で噛みちぎられるため、痛みが遅れてやってくる。

 さっきまで当たり前のように生えていた腕が、食事や洗濯、書き物など、毎日さまざまなことで使用している右腕が一瞬にして無くなったのだ。

「いっってぇえーー……」

 ヴェイルが持つ再生能力のおかげで、食いちぎられた腕はすぐに再生するが、周囲に撒き散らされた血の匂いに誘われ、途方もない数の電気ウナギに襲われることになる。

 これまでヴェイルが経験した旅で、幾度となく大きな怪我を負う機会があったため、痛みへの耐性はかなりある方だ。

 しかし、それでも痛いものは痛い。

 噛みちぎられる前に、払って飛ばそうとすると、今度はヴェイルの腕がちぎれない程度の力で噛みつき、そこから電流を流して動きを封じてくる。

 電気によって体が麻痺したはいいものの、痛覚の方は健在だ。

 フェニキスの最高速度でどれだけ進んでも、次から次へと体が抉られる痛みが続く。

 腕が噛みちぎられ、脚が噛みちぎられ、そして再生した腕がまた噛みちぎられる。

 なんとか急所だけは避けてはいるが、気を失ってしまいそうだ。

「ピェエエエーーーーー!」

 攻撃を受けているのはフェニキスも同じで、何度も足や翼を噛みちぎられ、上手く飛ぶことが難しい。

 フェニキスもヴェイルと同じように再生能力を持っており、どれだけ体が傷つけられてもすぐに元に戻る。

 ヴェイルと共に痛みを耐えながら、なんとか飛んでいる状態だ。

 ようやく電気ウナギ達を振り払えたように思えたが、積乱雲の中から、雷を帯びた、山のように巨大な雲の竜が現れる。

「とうとうボスのお出ましか……」

 苛烈に過ぎる積乱雲の行路を凝集させた様な、恐ろしくも神々しいその雲竜には『ノアの番人』という言葉がぴったりと合う。

 こいつを切り抜ければその先にノアがあるような気がする。

 雲竜は口を大きく開けて近づいている。

 ヴェイルは逃げずに真っ直ぐ立ち向かった。

 この番人の先にノアがあるような気がした。

 雲竜は口だけでも世界一の大聖堂を丸呑みできてしまうほどに大きい。

「いくぞフェニキス。こいつを抜けたらノアだ」

 雲竜をノアの番人とすることで、削られ切った精神の最後の一滴を振り絞る。

 覚悟を決めた二人は口の中へ、閃光のように突入した。

 雲竜の中でヴェイル達は四方八方から雷に打たれ続け、全身が丸焦げになり、体の細胞が何度も破壊と再生を繰り返した。

 先程まで電気ウナギから受けていた電撃とは比にならないレベルの雷撃だ。

 五秒間に一度の間隔で雷に打たれ、その都度気を失うが、何度も目を覚まして突き進む。

 覚悟はしていてもここまでの苦痛を伴うものなのか……。

 そう思いながらも全ての雷撃を受け切りその先へ進む。

 真っ直ぐ、意志の力で進んでいく。

 起きては気絶し、気絶している刹那、何度も雲竜の攻撃を受ける夢を見る。

 現実なのか、夢なのかの区別がつかないくらい攻撃を受け続け、目を覚ますと雲竜の背中を突き抜けていた。

 雲に覆われた、永遠にも感じた闇の世界から一変して、雲の層の終わりを感じる光が見える。

 朦朧とした意識は、死んだ後行くと言われている永遠の国に到着したんじゃないかという錯覚を生む。

「ピィエェエエエエエエ」




 フェニキスの歓喜の声が冒険の終わりを知らせ、ヴェイルは目を覚ます。

 ヴェイルが手を力強く前にかざすと、正面にあった多くの静電気を帯びた塵が吹き飛んだ。

 そこには大きな島が見える。

 島の周りには、島よりも大きな三頭の巨大鯨が、島を時計回りに泳いでいる。

 一時間に一度鼻から大量の空気を噴き出す。

 巨大鯨が噴き出した場所の近くに、小さな空魚達が口をパクパクさせながら群がってきた。そしてその空魚たちを少し大きな空魚が食べる。

「ここでは、すごい速度で循環が行われているということか」

 ノア島を目指す時、最初に見かけた鯨達が、巨大な鯨達の後ろに着き、泳ぎ出している光景を見つける。

(ノアの生態系はノア圏内だけではなく、外部からのエネルギーも取り入れているということだね)

 ヴェイルはよく任務を忘れ、景色や生き物を観察することに熱中してしまうことがある。

 なにせ、今回の任務先は辺境の島だ。伝説の島とさえ言われている。物書きにとって、徹底的に調査するしかない舞台だ。

 島に上陸する際、一定水準を超える文明であれば着陸港が用意されているはずだが、そもそもノア島は外との交流を遮断しているため着陸港は存在しない。

 そのためヴェイルと渡し鳥は島を一周しながら、着陸する場所を探した。

 ヴェイルの相棒の渡し鳥は鷹科で、他の鷹科よりもかなりの速度で飛行することができる。

 しかし、それでもノア島を一周するには数時間はかかりそうだ。

 ヴェイルはひとまず近場で着陸できそうな場所を探して着陸した。

 渡し鳥を解放したヴェイルは、おそらく目的地があるはずの中心部へ向かって森の中へ入っていった。

 本来、目的地付近の巨大樹の根元まで飛んでいった方が早いのだが、ヴェイルはどうしても島を探検したかった。

 基本的に正規のルートで来訪者が来られないようになっているため、島の民に見られたら驚かせてしまうと思い、なるべく刺激しないように閑散としている場所を選んだつもりだったが、木の影から現れた一人の島の民に見つかってしまう。

 隠さなければならない部分を、最低限の布で隠し、森で採れたものや小さめのナイフを身につけている少年だ。

 島の少年はヴェイルに向かって、これまで聞いたことがないような言葉を吐いている。

 多くの文明に触れてきたヴェイルだったが、少年の発した言葉は、知っている言語の中で最も古い文明のものに似ている。

「一体いつからこの島が存在しているんだ」

 ヴェイルは現地民に発見されたという状況に相応しくない感情が発現した事に気づき、興奮を抑える。

「ごめんね。君達の島を荒らすつもりは無いんだ。安心してほしい」

 静かに、そしてひっそりと事を進めるために両手を上げ、攻撃の意思はない事を伝えるが、おそらく相手にとって島を来訪する者と接触するのが初めてであるためか、ヴェイルの意思は伝わらない。

 少年はヴェイルの足から頭までじっくり見ている。

 ヴェイルの耳を見た瞬間、少年は驚愕し、焦りと恐怖の顔になる。

 数秒間硬直した後、覚悟を決めたのか、落ち着いた顔に戻る。

 するとヴェイルを鋭い目で見つめ、猛然と駆け出してくる。

 少年は、ヴェイルから見て左に弧を描くように走り、ヴェイルが少年の方へ体を向き直した瞬間、ヴェイルを通り過ぎるように真横に切り返す。

 少年は常に、ヴェイルの視界から外れるような動きを繰り返す。

 その速さというもの、おそらく歴戦の戦士でも目で追うことができないほどであったが、ヴェイルの目は少年の姿をはっきりと捉えていた。

 切り返した後、少年は頸動脈を迷いなくナイフで切り付けた。

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公開部分はここまでです!



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それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY クリエイター 知識

脳のパフォーマンス最大限引き出す方法

こんにちは。

1月中旬過ぎてアイディアがたくさん出だした小石のような男です。




こういう状況を作り上げるには

本記事テーマ

脳の仕組みを理解し、パフォーマンスを効率よくあげること。

私達が、勉強、家事、仕事をはじめ、人生の重要な管理ができる仕組みについてご紹介させてもらいます。

仕組みさえ分かれば、簡単に実践できる方法を取り上げました。

ぜひ最後までご覧ください。



それではさっそく詳しく解説していきます。

脳の仕組み 簡単解説

脳の構造は、複雑に見えてシンプルです。

・論理的に考えること。

・マルチタスク(複数の作業を同時に行うこと。)

・自制心を働かせること。

これら全て脳の『実行機能』が関連しています。

実行機能とは?

→自分の思考と行動を思いどおりに操縦する基盤。

一言で脳の司令塔です。

・情報を頭の中に一時保存したり

・気を散らすものを遮断したり

・アイディアを練ったり

クリエイティブな活動をするろきにどれも必要になってきます。

実行機能が上手く働かない場合はどうでしょう?

集中ができなくなり、目の前のことに懸命に判断し取り組むことが困難になり、創造性が下落します。

では上手く働かないときはどんなときだと思いますか?

答えは、「ネガティブな内なる声」です。

これについてさらに詳しく解説していきます。

ネガティブ感情 全てを破壊する

誰しも起こりうる例。愛する人、友達、家族と喧嘩をしたとします。

その後、本を読んだり、絵を描いたりできますでしょうか?

ほとんどの方は、ほぼ不可能だと思います。

この原因は、「内なる声・ネガテイブ思考」が実行機能を消費しするからです。

自分の中での問題が1つでもあったり、強い不安要素が1つでもあると実行機能は上手く働かなくなります。

仮に無理やりそのタスクが終わらせたとしても、時間がかかるかクオリティに低い物が出来上がってしまうでしょう。

ではこういった状況に陥った時に、どのように対処すればいいのでしょう。

すぐにできる 対処法について




対処法について結論から申し上げます。

積極的に時間的距離を確保しましょう。

一旦、タスクをやめて、集中しなくてもできるものにシフトし。(掃除、運動、家事全般がオススメ)

時間を置けば、内なる声が薄くなる可能性が大きいからです。

どうしてもすぐに行う必要があるタスクならば、心のタイムトラベルをオススメします。

⇒自分は10年後その問題をどう思うかを想像してみましょう。(心のタイムトラベル)

そうすることで、自分の感情や経験が一時的なものにすぎないと理解できます。

「自分の感情含め、世界はつねに流動的で状況は変化するもの」と分かれば、実行機能は正常に近い状態に戻ってきます。

結果実行機能を使って、今抱えている問題も解決できる可能性が出てきます。

まとめ

小石も、この方法を活用しました。

結果、創作に打ち込む時間は最大の力で挑むことができる日が多くなったと実感しています。

本記事まとめ

脳の仕組みを理解し、パフォーマンスを最大限発揮する日を増やすこと。より楽しい人生になること間違いなし。

ぜひ下の関連記事も読んで、一緒に試してみて下さい👏

【関連記事のリンク】

・『SKYSTORY』から生まれた困難に立ち向かう方法

https://wp.me/pbYvU7-16s

それでは次回の記事でお会いしましょう👋