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pixivFANBOX SKYSTORY SS小説

SKYSTORY小説6

こんにちは。小石のような男です。




SKYSTORY(SS)小説好評につき第6弾まで来ました。

今回も簡単に読めるよう、短く書きました🖊

さっそくSKYSTORYの世界をご堪能ください🌎

セリアン

『我々はれっきとしたヒト型種属であり、下等生物として扱われる筋合いはない。よって我々セリアンは平等を主張する。我々はお前たちと同じ、知性を持つ〈人間〉だ!』

 これは俺の国が創られた際に、初代王が世界に向けて言い放った有名な言葉だ。

 セリアン種属はこれまで獣とヒトの混血である、下等種として扱われてきた。

 感情的になると獣、もしくは魔獣のように暴走してしまう場合もあり他種属と比べると知性が低い。

 だが、不当に扱われるのはおかしい。

 俺の国の民達は今でも尚、他種属に対しての敵対心や恨みの感情が大きく、平等を獲得できないのなら全てに対して攻撃を仕掛ける覚悟がある。

 かつて初代王が他種属に対して仕掛けた戦は、非常に多くの敵味方の命を奪い、多くの者達にトラウマを植え付けた。

 認めさせることに必死なセリアン種属は大義を優先するあまり、個の命をないがしろにし、兵士たちの命を犠牲にする決死の特攻をしかけた。

 兵士たちには痛みを麻痺させ、過剰に興奮する薬を飲ませ、狂戦士を作り出したのだ。

 〈人間であること〉を主張しながらも、およそ人間とは程遠い獣の姿を晒し、世界は恐怖に包まれたのであったーーー

さらに続きを読みたい方は小石のpixivにて

https://koishiotoko.fanbox.cc/

ブログ限定公開 小説シリーズ




1話完結のその他小説が読める、下記のリンクを貼っておきました。

ぜひこちらも読んでみて下さい👏

・SKYSTORY小説1

https://wp.me/pbYvU7-1aT

・SKYSTORY小説2

https://wp.me/pbYvU7-1vl

・SKYSTORY小説3

https://wp.me/pbYvU7-1yP

・SKYSTORY小説4

https://wp.me/pbYvU7-1B6

・SKYSTORY小説5

https://wp.me/pbYvU7-1E8

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY イベント イラスト本 小石のような男

SS小説(ブログ公開)

こんにちは。小石のような男です。

6月お絵描き企画開催たくさんの参加ありがとうございました!

たくさん参加していただいた記念として、

小説作品【桜の詩】の一部をブログの方でも公開させていただきます!

それではお楽しみください😌




桜の詩 本編

_______________________________________

 コツ……コツ……………………コツ……。

 ヴェイルは岩壁にもたれて座っていた。

 誰も入ってこない洞窟の中で、一つの音だけが鳴り響いている。

 百本も長い足がある虫や、湿ったトカゲのような生き物たちが、力無く伸ばされたヴェイルの両脚を越えていく。

 コツ……コツコツ。

「ぁ……。ぁぅ…………」

 体に力が入らない。

 もう立って歩くことも、まともに話すこともできない。

 体から根が生える程ここにいた気がする。

 どれくらいの時が経ったのだろう。

 わからない。

 ヒラヒラと揺れながら飛んでくる、さくら色に発光している羽虫がヴェイルの鼻に止まる。

 羽虫は降りていき、ヴェイルの腰元を照らす。

 ──コツコツ……。

「……………………ぁぅ」

 ヴェイルは無意識に動いていた自分の右手に気づく。

 右手は小石を持っており、地面に書かれた『桜』の文字がさくら色に照らされた。

 何度も何度もその文字が消えないように、同じ線が石で打ち付けられている。

 もうほとんど動く力が残っていないはずなのに、その文字だけは、はっきりと書かれていた。

 ヴェイルは『桜』の文字を見た途端、微かな生気を取り戻し、ある瞬間を思い出す。

 そこは丘の上。

 華やかに咲き、儚く散っていく、白色や淡い紅色の花を咲かせる一本の木。

 その木の下に、凛と立っている美しい女性に目を奪われたあの瞬間だ。

 あの瞬間はちゃんと、褪せることなく心に残っていた。

 ヴェイルの心臓の辺りが温かくなっていく。

 そうか。

 僕は忘れたくなかったんだ。

 もう決して会うことはできないけど、

 君のことだけは、忘れたくなかったんだ。




_______________________________________

 

   第一章 始まりの島

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   一 辺境の島

 ヴェイルはノアという島に到着した。

 この島はとても歴史が長い。年代が大きくズレた遺跡が多数存在し、そもそもいつ誕生したのかが解明されていない辺境の島だ。

 この島に辿り着くまでの道の過酷さが、より一層、島の価値を上げるのだ。

「噂以上の島だな……」

 高さが百メートルほどある巨大樹の森や古代遺跡が多い砂漠地帯、エメラルドグリーンのカーテンが綺麗な氷雪地帯など、あげればキリがないほどの絶景が詰まった夢の島。

 島に来た目的を忘れてしまいそうになる。

 ヴェイルは世界的な物書きである。

 代表作には自身が経験した、数々の旅を繋ぎ合わせたノンフィクション作品『紡旅(つむぎたび)』、魔法の概念が無い国の空想物語『機巧(からくり)仕掛けの島』、異なる人型種属同士の愛をテーマに書かれた小説『繋がる愛のバラッド』などがある。

 そんなヴェイルにとって、ノア島ほど胸が躍るものはない。

 この島を題材に三冊は本が創れる。

 そんなことを思いながら、移動中の相棒であった渡し鳥フェニキスの広い背中から飛び降りる。

「ここまで連れてきてくれてありがとう。さすがに疲れたろ……ゆっくり休んでくれ」

 島と島を移動する際に乗る渡し鳥は、基本的に降り立った場所で用が終わるまで待たせておくのだが、今回ノア島には長期滞在する予定のため、渡し鳥を自由に空へ放す。

 一度心を通わせた渡し鳥は、例え離れていても、心の中で呼ぶと自分の元へ飛んできてくれる。

 島の中心の、山より大きい黄金の巨大樹に向かって羽ばたく後ろ姿を見送った後、ヴェイルはベルトにかけてある小さな鞄から、革のカバーが付けられたノートを取り出し、ノア島でしなければならないことを確認する。

「ふぅ……仕事の前にこの島を堪能しないとな」

 ヴェイルは、この先待ち受けている重要な任務のことを考えると気が重くなる。

 ノア島に上陸するまでに乗り越えた数々の障壁は、どんな傷でも高速で回復するヴェイルとフェニキスにしか乗り越える事ができないものばかりであった。

 まず初めにノア島があるのではないかと予測した地域へ、使いの生き物達を飛ばした。

 すると、ある空域に送った使いの生き物達だけ帰ってこなかった。

 使いの生き物は、ヴェイルが与えた餌以外食べることができないように育てたため、お腹が減ったら帰ってくる。

 数日経っても帰ってこないなんてことはあり得ないのだ。

 おそらくそこにノア島があるのだろうと踏んだヴェイルは、その特殊空域を目指した。

 長年の友人である渡し鳥フェニキスの背に飛び乗り、ノア島へ出発した。

 フェニキスが一緒なら、今度の旅も大丈夫だとヴェイルは過信していた。

 ある程度進むと、回遊を終えたであろう空鯨達が宙を泳いでいるのを発見した。

 ヴェイルとフェニキスは空鯨達の跡を追ってみることにした。

 少し時間が経つと、徐々に別の方角から他の空鯨達が集まりだし、みながある一点に向かって泳ぎだした。

 空鯨は、空を泳ぐ空魚の中でも最大級の大きさをしており、より上質なエネルギーを含む場所を求める。そのため、このまま追っていけば目的地へと辿り着けるとヴェイルは考えた。

 進むにつれて、静電気を帯びた空気が体に纏わり付き、バチバチと、小さな蜂に刺されたように痛む。

 巨大な球状の雲がヴェイル達の前に現れる。

「この大きさ、ノアの空域ごと雲だな」

 どんどん視界が雲で遮られるようになり、とうとう雲の中へすっぽりと入ってしまう。

 ヴェイルの焦りが伝わり、フェニキスも緊迫感のある顔に変わる。

「雲が島を守っているのか」

 雲の中に侵入するも、この雲は何層もあり、進むにつれて目視できる水の粒が増え、そして大きくなっていく。

 気流が乱れ出し、真っ直ぐ飛ぶ事が不可能になる。

 不規則な気流の中から、ノア島へ向かうルートを導き出し、かなり遠回りをして乱気流を抜ける。

 そして現れたのは、超巨大積乱雲だ。

(あれは、やばすぎる)

 ヴェイルの直感、そして理性どちらもこの中に入るのは危険であると言っている。

 フェニキスは身震いし、飛行速度が落ちる。

 しかし、ここを乗り越えなければ島に辿り着くことができないということも解っている。

 ヴェイルとフェニキスは警戒しながら、ゆっくりと積乱雲に突入する。

 四方八方で発生する青い稲妻が、周囲を明るくしている。

 怯えながらも、針に糸を通すような飛行を続ける。

 すると遠くから、細長い蛇のような影が、ウヨウヨとこちらを目掛けて泳いできているのが見える。

「フェニキス! 急げ! 捕まったらやばい」

 この積乱雲の中には肉食の電気ウナギが住んでおり、迷い込んだ生き物の動きを、自らが持つ電気で封じ、一斉に襲い掛かる。

 電気ウナギの体はヴェイルより大きい。

 そんな巨躯の強靭な顎で、骨ごと噛みちぎろうとするのだ。

 ヴェイルは一匹に、右腕の肘から下を噛みちぎられ、大量の血が宙へ飛散する。

 一瞬で噛みちぎられるため、痛みが遅れてやってくる。

 さっきまで当たり前のように生えていた腕が、食事や洗濯、書き物など、毎日さまざまなことで使用している右腕が一瞬にして無くなったのだ。

「いっってぇえーー……」

 ヴェイルが持つ再生能力のおかげで、食いちぎられた腕はすぐに再生するが、周囲に撒き散らされた血の匂いに誘われ、途方もない数の電気ウナギに襲われることになる。

 これまでヴェイルが経験した旅で、幾度となく大きな怪我を負う機会があったため、痛みへの耐性はかなりある方だ。

 しかし、それでも痛いものは痛い。

 噛みちぎられる前に、払って飛ばそうとすると、今度はヴェイルの腕がちぎれない程度の力で噛みつき、そこから電流を流して動きを封じてくる。

 電気によって体が麻痺したはいいものの、痛覚の方は健在だ。

 フェニキスの最高速度でどれだけ進んでも、次から次へと体が抉られる痛みが続く。

 腕が噛みちぎられ、脚が噛みちぎられ、そして再生した腕がまた噛みちぎられる。

 なんとか急所だけは避けてはいるが、気を失ってしまいそうだ。

「ピェエエエーーーーー!」

 攻撃を受けているのはフェニキスも同じで、何度も足や翼を噛みちぎられ、上手く飛ぶことが難しい。

 フェニキスもヴェイルと同じように再生能力を持っており、どれだけ体が傷つけられてもすぐに元に戻る。

 ヴェイルと共に痛みを耐えながら、なんとか飛んでいる状態だ。

 ようやく電気ウナギ達を振り払えたように思えたが、積乱雲の中から、雷を帯びた、山のように巨大な雲の竜が現れる。

「とうとうボスのお出ましか……」

 苛烈に過ぎる積乱雲の行路を凝集させた様な、恐ろしくも神々しいその雲竜には『ノアの番人』という言葉がぴったりと合う。

 こいつを切り抜ければその先にノアがあるような気がする。

 雲竜は口を大きく開けて近づいている。

 ヴェイルは逃げずに真っ直ぐ立ち向かった。

 この番人の先にノアがあるような気がした。

 雲竜は口だけでも世界一の大聖堂を丸呑みできてしまうほどに大きい。

「いくぞフェニキス。こいつを抜けたらノアだ」

 雲竜をノアの番人とすることで、削られ切った精神の最後の一滴を振り絞る。

 覚悟を決めた二人は口の中へ、閃光のように突入した。

 雲竜の中でヴェイル達は四方八方から雷に打たれ続け、全身が丸焦げになり、体の細胞が何度も破壊と再生を繰り返した。

 先程まで電気ウナギから受けていた電撃とは比にならないレベルの雷撃だ。

 五秒間に一度の間隔で雷に打たれ、その都度気を失うが、何度も目を覚まして突き進む。

 覚悟はしていてもここまでの苦痛を伴うものなのか……。

 そう思いながらも全ての雷撃を受け切りその先へ進む。

 真っ直ぐ、意志の力で進んでいく。

 起きては気絶し、気絶している刹那、何度も雲竜の攻撃を受ける夢を見る。

 現実なのか、夢なのかの区別がつかないくらい攻撃を受け続け、目を覚ますと雲竜の背中を突き抜けていた。

 雲に覆われた、永遠にも感じた闇の世界から一変して、雲の層の終わりを感じる光が見える。

 朦朧とした意識は、死んだ後行くと言われている永遠の国に到着したんじゃないかという錯覚を生む。

「ピィエェエエエエエエ」




 フェニキスの歓喜の声が冒険の終わりを知らせ、ヴェイルは目を覚ます。

 ヴェイルが手を力強く前にかざすと、正面にあった多くの静電気を帯びた塵が吹き飛んだ。

 そこには大きな島が見える。

 島の周りには、島よりも大きな三頭の巨大鯨が、島を時計回りに泳いでいる。

 一時間に一度鼻から大量の空気を噴き出す。

 巨大鯨が噴き出した場所の近くに、小さな空魚達が口をパクパクさせながら群がってきた。そしてその空魚たちを少し大きな空魚が食べる。

「ここでは、すごい速度で循環が行われているということか」

 ノア島を目指す時、最初に見かけた鯨達が、巨大な鯨達の後ろに着き、泳ぎ出している光景を見つける。

(ノアの生態系はノア圏内だけではなく、外部からのエネルギーも取り入れているということだね)

 ヴェイルはよく任務を忘れ、景色や生き物を観察することに熱中してしまうことがある。

 なにせ、今回の任務先は辺境の島だ。伝説の島とさえ言われている。物書きにとって、徹底的に調査するしかない舞台だ。

 島に上陸する際、一定水準を超える文明であれば着陸港が用意されているはずだが、そもそもノア島は外との交流を遮断しているため着陸港は存在しない。

 そのためヴェイルと渡し鳥は島を一周しながら、着陸する場所を探した。

 ヴェイルの相棒の渡し鳥は鷹科で、他の鷹科よりもかなりの速度で飛行することができる。

 しかし、それでもノア島を一周するには数時間はかかりそうだ。

 ヴェイルはひとまず近場で着陸できそうな場所を探して着陸した。

 渡し鳥を解放したヴェイルは、おそらく目的地があるはずの中心部へ向かって森の中へ入っていった。

 本来、目的地付近の巨大樹の根元まで飛んでいった方が早いのだが、ヴェイルはどうしても島を探検したかった。

 基本的に正規のルートで来訪者が来られないようになっているため、島の民に見られたら驚かせてしまうと思い、なるべく刺激しないように閑散としている場所を選んだつもりだったが、木の影から現れた一人の島の民に見つかってしまう。

 隠さなければならない部分を、最低限の布で隠し、森で採れたものや小さめのナイフを身につけている少年だ。

 島の少年はヴェイルに向かって、これまで聞いたことがないような言葉を吐いている。

 多くの文明に触れてきたヴェイルだったが、少年の発した言葉は、知っている言語の中で最も古い文明のものに似ている。

「一体いつからこの島が存在しているんだ」

 ヴェイルは現地民に発見されたという状況に相応しくない感情が発現した事に気づき、興奮を抑える。

「ごめんね。君達の島を荒らすつもりは無いんだ。安心してほしい」

 静かに、そしてひっそりと事を進めるために両手を上げ、攻撃の意思はない事を伝えるが、おそらく相手にとって島を来訪する者と接触するのが初めてであるためか、ヴェイルの意思は伝わらない。

 少年はヴェイルの足から頭までじっくり見ている。

 ヴェイルの耳を見た瞬間、少年は驚愕し、焦りと恐怖の顔になる。

 数秒間硬直した後、覚悟を決めたのか、落ち着いた顔に戻る。

 するとヴェイルを鋭い目で見つめ、猛然と駆け出してくる。

 少年は、ヴェイルから見て左に弧を描くように走り、ヴェイルが少年の方へ体を向き直した瞬間、ヴェイルを通り過ぎるように真横に切り返す。

 少年は常に、ヴェイルの視界から外れるような動きを繰り返す。

 その速さというもの、おそらく歴戦の戦士でも目で追うことができないほどであったが、ヴェイルの目は少年の姿をはっきりと捉えていた。

 切り返した後、少年は頸動脈を迷いなくナイフで切り付けた。

_______________________________________

公開部分はここまでです!



続きは、書籍でぜひお楽しみください🌟

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それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 小石のような男 教育

楽しさを見つける(創作活動を楽しさに変える方法)

こんにちは。小石のような男です。

今回、読者から以下のメッセージをもらいました。

小石さんの出版された『桜の詩』読んで面白かったです!

本記事テーマ

私も作品を創りたいのですが、最初は楽しいのですが、途中で飽きてしまい、完成までたどり着けません。どうしたらよいでしょうか?

新刊『桜の詩』読んでいただきありがとうございます。

質問に答えていきます。

実は、私(小石のような男)も本作品を最初から最後まで楽しく完成させたわけではありません。

ではどのように完成させたのか。



さっそく質問の回答をさせていただきます。

楽しさを見つける・やりがい




やる必要はないけど、ついやってしまう楽しいことを考えてみましょう。

・テレビ、ドラマ、アニメ、YouTubeの視聴。

・本、マンガ、小説読書。

・歌を歌う、音楽を聴く。

・友達とゲームプレイ

私がすぐに思い浮かんだものです。

この世の中、楽しい娯楽があふれています。

一方、やらなくてはならないのに、やる気がでないことは何でそう。

・スキルアップのための勉強

・健康のためにダイエット、筋トレ

・興味が沸かない創作活動

などなど

重要なことであっても、楽しさが続かない行為も、山ほどあります。

期限、期間がないこと、将来のリターンがすぐにないことについて

人間は、途中でやめる(先延ばしする)可能性が高いです。

あなたの性格ではなく、根本にあるのは、楽しくない。結果がすぐにでないことが続かないが原因となります。

逆転の発想で、楽しくする、定期的に結果がもらえれば一生続けることが出来ます。

手法・ストーリーテリング




では、2つの手法によって楽しさを見つけ出していくことを本記事でオススメ💡します。

①行動と結果のタイムラグを減らすこと

先ほど述べた通り。

長い期限、長い期間で作るのを一旦やめてみましょう。

小石のような男の例え

・期限をコミティアの当日に設定。

・本制作をあえて三週間前から本格的に取り組む。

(構想はできあがった状態。本格的な着手は三週間。三週間なら楽しく制作できる)

・コミティア当日に、本の売り上げ部数が分かる。

(フィードバックがはやい)

これらを意識してみると格段に楽しくなり、後は、期間を少しづつ伸ばしていくだけです。

②ストーリーの力で楽しく

自分も相手の心を動かすのが上手いのは、ストーリーを創れる人です。

自分の中で完成までの物語を想像してみて下さい。

・今創造しているものが、形に出来たら間違いなく売れる!

・これが出来上がったときの自分は、確実に成長する!

・周りからの見る目が変わること間違いなし!次は○○に挑戦。

なんでもOKです!

あなたが創る物語を物語にしてみてください🌈

まとめ




物語を普段作らない方もぜひストーリーの生み出し方だけでも勉強しておくことをオススメしたいです。

使い方だけ知っておくと便利だと思います。

私もこの方法で、長い期間(構想を創るのは数か月)続けて一つの作品を創りました。

本記事まとめ

楽しむための工夫をすれば、楽しさがいつか当たり前の習慣に変わる

参考になれば幸いです。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 小石のような男 教育

売れる本の制作方法について(販売戦略)

こんにちは。小石のような男です。




今年5月発売した「桜の詩」ご覧いただけたでしょうか。

まだの方は「BOTH」にて絶賛販売中なのでぜひ読んでみて下さい!!!

「BOTH」サイト▶https://koishiotoko0917.booth.pm/

そして今回、本を制作するうえで、

本記事テーマ

本を売るために行った戦略について

面白い作品を創ったことに自信があることを前提に包み隠さずにお伝えします。



それではさっそく本編にいきます。

数の課題 データ収集




押さえておきたいポイント💡

1冊だけ制作して本が売れる可能性は、すごく低い

ということを知ることからスタートです。

何冊、できれば何十冊と制作をすることで売れる確率、部数をあげていく必要があります。

ではなぜたくさん制作していく必要があるのかについてです。

・イラスト、文章が上手くなる。

・本の作り方、要領が分かってくる。

2点が大きな要因です。

さらにもう一つ重要なことは

たくさん制作していく段階で、自分の中に方針(問題点)が浮かびやすくなるということです。

具体例を基に解説していきます。

言葉の選択 思考の明確化

仮説⇒観察⇒問い…

上記サイクルを繰り返すことによって売れる本ができあがる仕組みです。

小石のような男が販売した「桜の詩」を例に紹介します。

今までやってこなかったけど、小説×SKYSTORYに需要があると考え、本制作。(仮説)

実際、販売を行う。

対面での反応、購入者からの声を積極的に聞く(観察)

小説が需要があることが分かった。

では次に小説+αで試して、さらに売り上げを伸ばすことにチャレンジできるのでは?(問い)

新たな本制作(仮説)

このように、体験したこと、考えたことを「しっかり言葉にする」ことこそ、売るための本を創るのにとても大事になります。

仮説とは、頭の中のモヤモヤしたものが、やっと言葉になったときに起こるからです。

まとめ




言葉の力を信じているからこそ、メンバーに的確に伝える、自分の中で忘れないように、整理することができます。

本記事まとめ

言葉とは人間が唯一、時空間を超えて、携帯できる武器。言葉にすると、自然と問いが浮かびあがってきて、仮説が生まれる。

数をこなす×分析(言語化)こそ、あなたの最強の武器にしていきましょう。

それではまた次回の記事でお会いしましょう👋

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ブログ

ブログを描き続ける理由(投稿300回記念)

こんにちは。小石のような男です。

ついに記念すべき日(第三回目)がやってまいりました。

タイトル通り、本記事投稿で

ブログ記事数300を突破しました👏

そこで今回

本記事テーマ

創作活動と同時にブログ作成への取り組みと感謝について

2021年2月より小石のような男の活動報告や『SKYSTORY』発信の中心なプラットホームとして、

定期的に記事更新を開始。

約2年という時を経て、読者がいたおかげで、ここまでたどり着きました。

それではさっそく、ブログの活動、取り組みについてまとめました。



ぜひ最後までお付き合いください!!!

ブログ PV数(取り組み方)・記事数(向き合い方)




私が今年、ブログ内で目標にしていた

300記事数&10万PVという数を達成できました。

①ブログにて創作活動する理由を明確にしたこと

・創作の通じた学びの楽しさ共有したい

・『SKYSTORY』という作品を知ってもらいたい

・『SKYSTORY』&文章で創作の楽しさを伝えたい

この3つ思いを持ち続けているからこそ、発信し続けられました。

②小石のような男と別にブログ管理者の存在

ブログの監修、管理をSKYSTORYメンバーの1人である

「王の梟」に依頼しています。

私一人では創作をメインとし、時間が限られます。

そのため、ブログ更新、SNS発信ペースにどうしてもムラが出てしまいます。

そこで、私の学習内容、考え方、『SKYSTORY』物語を「フクロウ」に積極的に共有し、まとめてもらうことにしました。

おかげで、創作とブログ更新の両立が可能となりました。

③閲覧者の存在

記事を見てくれる方がいる、興味をもってくれることが一番の支えとなりました。

読者の方に、時間を割いてもらってるからには、少しでも役に立つ考え、エンタメとして面白い記事を作りたい。

という思いから、発信し続けられました。

以上の理由を持ち続け、フクロウとともに、質を維持した400投稿&20万PVを目指します。

クリエイター向けコンテンツ 特化




他のブログ記事では真似が難しい。

恐らくやっている人が少ないであろう「小石の庭」独自の表現方法で記事を作り続けてきました。

例えば、ブログ記事のサムネイルについて。

毎回ブログ用に、私が(小石のような男)デジタルでSKYSTORYイラストを描いて作っています。

(*イラストは『SKYSTORY』の一部シーンを切り取ったもの)

さらに、創作内容をブログで伝えること。

教育記事に加えてSKYSTORYの面白さを混ぜて発信をしてきました。

💡学習から創作へ繋ぐ楽しさ

💡創作からSKYSTORYへ繋ぐ楽しさ

どちらでも楽しめるといった記事も出してきました。

イラスト、動画を組み合わせて、オリジナルがあるからこそ、自信を持って続けることが出来ました。

本当にいつも読んでくださって、ありがとうございます。

今後とも、楽しい記事を増やしていく予定でいます。

小石のような男含め、小石の庭ブログもよろしくお願いします。

まとめ




私が掲げる壮大な冒険の旅

完遂するために必ず「仲間」が必要になります。

仲間とは、手伝いをしてくれる方だけでなく、

小石のような男に興味を持ってくれる方

SKYSTORYを好きだと思ってくれる方全てを含みます。

仲間を集めるために、『小石の庭』では様々な記事を書いていきます。

・『SKYSTROY』関連イベント告知

・創作活動への思い、楽しさ、学び、教育系

・小石のような男が考えていること(ビジョン、目標)

を中心に明確に伝えていきます。

本記事まとめ

小石のような男のコンテンツの1つとして楽しめる記事の提供を続ける。(300記事数を目指します)

これからもよろしくお願いいたします。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 小石のような男 教育 日記

SKYSTORYをあなたの役立つ本に

こんにちは。小石のような男です。

今回は

本記事テーマ

SKYSTORYを創作するうえで役に立った本2冊紹介

学術書と小説を1冊ずつ紹介したのち、作品を創り続けている理由についてをまとめました。

最後まで読んでもらえれば、きっと創作のヒントになると思います。

 



それではさっそく本編にいきます。

好きな学術書




哲学者アランが書いた「幸福論」です。

「幸福論」から下記の一文を抜粋しました。

悲観主義は、気分だが楽観主義は意思である。

・「SKYSTOYR」を創作する前

気分によって、作品を創る。

・「SKYSTORY」を創作開始後

日々の学び(創作や作品鑑賞、読書など)を作品に反映させることを確立しました。

人は、必要以上に、不安に陥り、行動を無意識に控える傾向があります。

その時の気分によって、創作することは、作品にムラができること。

行動、考えを抑制し、最大限の力を発揮できないことを本書から学びました。

好きな小説




小説家トルストイが書いた「アンナカレリーナ」です。

作品の冒頭でこう述べています。

幸福な家庭は、どれも似たようなものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれな不幸である

アンナカレリーナの法則

という言葉があるほど、人生も同じです。

未来を想像するとき、失敗の形が多いため、より思い浮かべやすく今に集中できない原因を作り出します。

私も作品を創る時、ある程度未来を想定して作りますが、

創作している時は、今に集中。

創作を終えて、考え事をする時間を設け、そこで未来の事を想像するという

時間分けをしました。

まとめ



私の好きな学術書、小説を1冊ずつ紹介しました。

1冊の本から学べることは人それぞれなので、気になったらぜひ読んでみて下さい📚

本記事まとめ

読書は、自分にない視点を増やす究極のアイテム

『SKYSTORY』を読んだだけで、学べる本になるように頑張りたいです。

ここまで執筆を終え、読書の時間に入ろうと思います。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 小石のような男 教育

文章の作り方(小説にも活用できる)

こんにちは。

小説を書き終え、少し休息に入った小石のような男です。




休息とはいえ、ブログ記事の定期的更新があるため、完全に文章から離れることはありません。(笑)

日々、文章力を鍛えている小石のような男の視点から、今回こんな質問に答えていきます。

本記事テーマ

Q.文章を書く際に気をつけていることはなんですか?

についてです。

さっそく回答させてもらうと、

A.相手に想像、考えさせる

です。

絵を描くクリエイター視点ではなく、文章を創る視点で詳細を述べていきます。



最後まで呼んで、参考になれば幸いです。

文章の基本




文章の構造を固めた上で、想像、考えるポイントをちりばめて

記事を作成しています。

具体的に

・どのような記事を書くのか(伝えたい本質)

・誰に向けて書く記事なのか(誰に伝えたいか)

・どのように読んでもらうか(想像、考えてもらう)

3つの軸をこのように決めています。これが決まれば、自分の文章構築に当てはめていく作業にうつります。

では文章構造について紹介していきます。

三段論法

1.序論

序論は、書き始める前に検討した内容をおおまかにまとめて書きます。

記事の趣旨、主張したい意見、何について言及した文章なのか。

誰に読んで欲しいのかをまとめます。


ここで書いた主題が、そのまま記事のタイトルとしても使用されます。

そして場合によっては、結論を先に述べることもあります。

2.本論

説得力のある記事にするためには、事例、体験、データなどを駆使して

具体化するケースが多いです。

また、なぜその事例やデータを提示しているのかという理由も必要です。

本論は、このような事例やデータなどを活用して序論(主張)を支えます。

ただ意見などを主張するだけではなく、ここで裏付けを明示することで記事の信憑性が格段にアップを狙い、

正確かつわかりやすく書くようにします。

その反対に、他の例を読者に当てはめてもらい、想像、考えさせることも行います。

3.結論

結論は、序論、本論で述べた主張をまとめて提示するパーツになります。

本論で主張内容を支える証拠を詳しく記載しているので、より簡潔に要約した上で

自分の主張や記事内で読み手に一番伝えたいことなどを書きます。

💡ポイントは、読み手をいかに納得させられるかです。

結論があやふやになってしまうと、結局何を伝えたかった記事なのか?

分かりにくくなります。

そのため、私の場合、まとめを最後に必ず行います。

まとめ




絵も小説も全てにおいて時間をかければある程度上達します。

それは、練習の中で見せ方(自分の型)が決まってくるからです

本記事まとめ

毎日すこしでも文章に触れることで文章力がupし、描く作品も必ず面白みが増す。

今回の記事が少しでも良かったと思った方は、私の小説もぜひ読んでみて下さい

無料で読めるSKYSTORY短編小説

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SKYSTORY小説『桜の詩』販売サイト

https://koishiotoko0917.booth.pm/

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SKYSTORY 小石のような男 教育

作品(SKYSTORY)完成までの道のり

こんにちは。小石のような男です。




『SKYSTORY』を面白い作品にするために、作者小石自身のスキルアップや、人として成長する必要があると考えてます。

そこで今回

本記事テーマ

「小石のような男」が意識しているスキル、自身の成長に欠かせないもの

についてご紹介していきます。

創作をしている方はもちろん、してない方も参考になる知識と思っています。

最後まで読んでいただけたら幸いです。



それではさっそく本編にいきます。

認知能力 脳科学・神経科学

結論から述べると、非認知能力が創作において必要不可欠です。

では認知能力や非認知能力とは何か?について簡潔に分かりやすく説明します。




認知能力

基礎学力、知識を持っている教養のある人。

つまり、学校のテスト、資格勉強でしっかり合格できる人を指します。

たしかに創作においても、認知能力があったら便利です。

しかし、必ず必要ではありません。

むしろ、非認知能力の方が重要になってきます。

非認知能力

①問題解決力

「物事の意味を正しく捉え、自分の理解や対応できる範囲を把握したうえで、問題解決に当たることができる力」

②批判的思考力

主観的な事柄と客観的な事柄を区別したうえで、作品を面白くする筋道を立てて考えることができる力

③人間・協調力

異なった環境や立場にある複数の他者と、助け合ったり、譲り合ったりして、お互いを尊重し合いながら、同じ目標や目的を達成できる力

④共感コミュニケーション力

お互いの気持ちや感情を理解・尊重し合いながら、適切なタイミングや表現方法で自分の感情や意思を伝えたり、他者を受け入れたりして、信頼関係を築くことができる力

⑤自己管理力

スケジュールを立て、計画通りにこなす力

まとめ




ほかにもたくさんありますが、ここでは重要な5つの要素を取りあげました。

全て該当した方は、これからも創作に自信をもって取り組んでいけばよいと思います。

全て該当しない方は、探究心をもって本質を捉えようとする姿勢があれば問題ありません。

上記①~⑤全てを網羅できます。

本記事まとめ

創造性とは突然出現するものではなく、長い年月を要する基礎的な努力に加え、熱中して物事に取り組むことや様々な経験を積み重ねた結果である。

『SKYSTORY』が完結を迎えるまで、作品とともに私も成長していきたいです。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY SS小説 小石のような男

SKYSTORY小説5(新刊発売を記念)

こんにちは。小石のような男です。




『SKYSTORY』新刊ついに完成しました📚

そこで今回、

「ハルト」について簡単な小説をご紹介します。

さっそくご覧ください👇

掌編小説

ハルトはロゼの師であった。

 どんな時も共にあり、ハルトが唯一自分と対等に戦えるようになると、そう感じるほどの才を持っていた。

 心は誰よりも純粋で、いずれ王の席を譲りたいと考えていた。

 ロゼが初めて戦争に参加した時、多くの味方兵が殺されるのを間近で見た。

 多感な時期だったと言うのも相まって、ロゼは深く傷つき、悲しんだ。

 話に聞いていた戦争。教えてもらった世界の仕組み。

 それらを現実のものとして体感した。

 目の前で多くのものが死んでいく。そしてそれ以上の数、殺していく。

 そんな惨状を目の当たりにして、平然と立っているハルトに疑問を持つようになる。

 ハルトは戦争によってホムニピアを強く、大きくしてきた。

 同盟を持ちかけ、応じれば傘下に加え、反発すれば最もらしい理由をつけて戦争が始まっていく。

おまけ




・ハルトのキャラクター紹介

https://wp.me/pbYvU7-vc

・本小説の続き

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・SKYSTORY小説1

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SKYSTORY SS小説 小石のような男

SKYSTORY小説4(新刊発売を記念)

こんにちは。小石のような男です。




新刊発売まであと二週間。年始から初めてようやく完成手前まできました。

そこで今回、

SKYSTORY第四弾『桜の詩』に出てくる、アカシアについて簡単な小説をご紹介します。

さっそくご覧ください👇

掌編小説




大嵐の夜に空から降ってきたリード・ベルを助けて以来、リードの親代わりになったアカシア。

マナス(魔力)量が多すぎて体が壊れてしまいそうになるリードを守るため、マナスがコントロールできる分しか引き出せなくなる魔法の縛りをリードにかける。

リードが本来の力を引き出すことができれば、マナス量だけ見るとハイエルフに匹敵するものだとアカシアは言う。

いずれくる旅立ちの日のためにリードには剣と魔法を教え、世界についても教えた。

リードにとってアカシアは生まれてからずっと近くにいてくれた父親のようなもの、 アカシアのことを本当の父のように慕っている。

本編



他にも、SKYSTORYを楽しめるために、短い小説を公開しています👇

・SKYSTORY小説1

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・SKYSTORY小説2

https://wp.me/pbYvU7-1vl

・SKYSTORY小説3

https://wp.me/pbYvU7-1yP

そして小石のような男が手掛ける新刊『桜の詩』は、

さらに掘り下げた小説が完成予定です。

東京コミティアで販売するのでお楽しみに!!!

さらに今回登場した人物「アカシア」について知りたい方は、

下記の記事も一緒に読んでみて下さい👏

「アカシア」キャラクター紹介

https://wp.me/pbYvU7-D3

それでは次回の記事でお会いしましょう👋