こんにちは、小石のような男です。
今回は、『遠近法を使用した空と雲の描き方』の解説動画になります。
前回は、超基本的なシリーズで空と雲の描き方を説明しました。積雲などを単体で描くことが上手くなりましたか?
そこから次は、レベルアップし、その雲をどのように配置していくかで、魅力的な画面を作ることが出来るか変わってきます。
初めての方にとって、透視図法(パース)というものは難しく感じるかもしれません。ですが、今後絵を描いて行く上で必ず覚えた方がいい知識になります。
それではまず一度この動画をご覧ください☟
小石のような男:観てくださいましたか? それでは細かく解説します。
まず、空をいきなり描き始めるのではなく、「遠近法」を意識します。
そもそも遠近法って?

遠近法とは、一言で遠い、近いを絵の中で表現する技法です。↓
言葉より、図で見てみると分かりやすいかもしれません。
下記の画像で確認してみましょう☟

物ではこのような表現です。では、次に人の目線の位置から確認してみます。
下記の画像を見てみ麻みましょう☟

アイレベルを引いて、消失点を打って描くだけで・・・

遠近感がより出ましたね。
背景を描くときに絶対必要な技法になってきます。では遠近法を使って実際どのように描いていくのかをご説明していきます。
遠近法を使う上で必要不可欠になるのは、「透視図法」と呼ばれるものです。
「透視図法」とは、遠くのものほど小さくなって、地平線上の消失線で消えるように描く技法のことをいいます。それを今から大きく三つに分けて説明していきますので、頑張りましょう!

まず、一つ目、一点透視図法

立方体を例に描いていきます。手順は以下の通りです。
1、アイレベルを引く。
2、消失点を1つ決定する。
3、正面の面を描く。
4、縦線を2で描いた消失点に向かって描く。
立方体を例に描きましたが、他にも廊下、一本道等が描くことができるようになります。
次に二つ目、二点透視図法

以下の手順です。
1、アイレベルを引く。
2、消失点を2つ決定する。
3、2点の消失点に向かって線を引く。
立方体を例に描きましたが、他にも家、建物等が描くことができるようになります。
そして最後の、三点目、三点透視図法

以下の手順です。
1、アイレベルを引く。
2、消失点を3つ決定する。(消失点1つはアイレベルの枠外に決める)
ビルなど見上げた図を描く時に使えます。
この3つを覚えておくだけで、絵が上手になり描くこと楽しくなること間違いなしだと思います!

猿:どうでしたか?難しかったですか?
小石のような男:少しでも参考になったら嬉しい限りです!
それでは中編に続きます。チャンネル登録してお楽しみに!!