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お絵描き講座

お絵かき講座:木について学ぼう編(2/3)

こんにちは、小石のような男です。

前回の動画に引き続け、「木について学ぼう編」の解説動画になります。

前編▶https://youtu.be/aV66mN-rVAw

前編では木には大きく分けて2種類あるという説明をさせてもらいました。

それが針葉樹と広葉樹というものでした。

そして今回は木で季節を表現するというテーマで説明していきます。

それではまず一度こちらの動画をご覧ください☟

観てくださいましたか?

では、まず広葉樹の中にも2種類の木があります。それは

①落葉樹:ある季節に定期的に葉を落とすもの

②常緑樹:幹や枝に一年中緑の葉がついているもの

このように分けることができます。

そして前提として、今回の動画や記事から一つでも学んで、絵(イラスト)を描く際に活かしてもらいたいと思ってます。

例えば落葉樹

ある季節に定期的に葉を落とすもの 、と説明しました。これを冬に葉が無くなる木(枯れ木)ということを知っていただければ、

「冬の季節を表現した絵(イラスト)を描きたい」

そこで、雪や雪だるまを主に描くと思います。そこで、さらに枝だけの木を1本付け足すだけで冬というのをさらに表現することができます。

このように木の種類を学んでいただければ木を1本で季節を表現できるようになりますので一緒に学んでいきましょう。

では具体例で落葉樹、広葉樹について見ていきます。

落葉樹の例を挙げると、イチョウ、サクラ、コナラ、ブナ、ハナミズキ といった木があります。

お花見の桜、紅葉のもみじ、といったものが身近に感じられますね。

つまり葉っぱが落ちるのが落葉樹といわれるものになります。

次に常緑樹です。

常緑樹 の例を挙げると クスノキ、スギ、ユズリハ、オリーブ、キンモクセイ  といった木があります。

実は、葉や木の名前はよくキャラクターの名前に使われることがあります。

 こう言った木の特性や花言葉を知ると、作者のキャラクターへの想いが理解できて、別の視点からアニメなど楽しむことも出来ます。

例によってイメージが出来たと思うのでさらに具体的に解説していきます。

①落葉樹

落葉樹の葉は、一般的に低温や凍結、乾燥に弱いとされています。

春に萌芽した新芽が、冬場の気温低下に対応して落葉し、翌春の萌芽まで全く葉をつけないという季節に適応した木々なんです。

さらに気温の変動だけでなく、降雨量の変動にも対応しています。

どのように対応しているかというと、雨の降らない乾季に水分を保持するために落葉します。

季節によって落葉するものを落葉樹と言います。

②常緑樹

常緑樹の葉は、気温が低下する冬季においても全ての葉が落葉せず冬を越せます。

なお、長期間に渡って少しずつ落葉し、新葉が出る時期に入れ替わって落葉します。

つまり、落ちながら葉が生えてくるので、葉が無くなってない様に見えるということです。

ただし例外として、気象条件の異なる環境では、落葉樹を示す樹木もあります。

実際、季節毎で意識すると分かりやすいです。

冬なのに葉がついているもの=常緑樹

葉が付いていない(枯れ木)=落葉樹

意外と、身の回りで種類を判別できる木は多いため、皆さんもよかったら通勤、通学などで意識して木を見てみてはいかがでしょうか?

小石のような男:難しい部分もあったかもしれませんが新緑の猿さんは理解できましたか?

新緑の猿:理解できました。そのうえで例えば桜を描く時に、桜は落葉樹、葉を落とす、ってことは、このように絵の中で表現した方が・・・

ていう風に、頭の中でイメージが広がっていきました。

小石のような男:いいことですね!桜もそうですけど、一つの木で1年を表現できたら面白いと思います。

・芽が出る(春の3月ごろ)

・満開(4月くらい)

・枯れ木(冬)

という感じで実は、木はすごく便利なツールとして使えるんです。

新緑の猿:前回も含め、木について、針葉樹と広葉樹については、すべて分かりました。

小石のような男:実はまだすべての説明は終わってないんです!

新緑の猿:まだ続きがあるんですか?小石のような男さん 教えてください 。

小石のような男:もちろんです。ただこの続きは、後編(3/3)で説明したいと思いますのでチャンネル登録をしてお待ちください!

今回も最後まで、ご愛読していただきありがとうございました。