こんにちは、小石のような男です。
前回の動画に引き続き、『遠近法を使用した空と雲の描き方』の解説動画になります。
前編▶︎ https://youtu.be/jKE2A4luAlk
前編では遠近法(パース)の基本的な説明をしました。
遠近法とは簡単に言うと「遠近の距離を、目に見えるのと同じ距離感を与えるように画面に表す方法」のことです。
遠近法を使うことで、イラストに奥行きを出すことができ、違和感の無い現実的な背景を描くことができます。
大原則である、
近くにあるものは大きく、遠くにあるものは小さく。
これを覚えておきましょう。
それではまず一度この動画をご覧ください↓
観てくださいましたか?
それでは細かく解説します。
まず、空をいきなり描き始めるのではなく、遠近感を意識できるように自分でわかりやすくガイドラインを引きます。

小学生の時に使っていたノートを覚えていますか?
ひとつひとつのマスにガイドラインがついているものがあったと思います。
なんでもそうですが慣れていないこと、初めてやることに挑戦するときはガイド(手助け)が必要です。
あなたが初めて自転車に乗った時もそうでしたよね?
まずは両側に補助輪をつけて、
次に片方の補助輪を外して、
そして親に押してもらって補助輪無しで、、、
遠近法に慣れていないのにいきなり感覚で描き始めるのはお勧めできません。
まずは自分でわかりやすいように補助輪(ガイドライン)をつけましょう✊

それでは先ほど描いたガイドラインに従って雲を描いていきましょう。
ガイドラインは遠近法の原則に従って引いていき、その遠近法に従ったガイドラインをもとに雲を描くため、雲自体にもパースが効きます。
すると雲は、
・手前にあるもの⇨底面が良く見え、大きく。
・奥にあるもの⇨ほとんど底面は見えず、平べったい。
というようになります。


雲を描く時は、以前の動画でも説明したきた通り、
①均一に描かない
②ランダム感を出す
この2つに気をつけてください。
自然物を描く時の大原則ですので、必ず覚えておいてください。

どうでしたか?
少しでも参考になったら嬉しい限りです!!
それでは後編に続きます、
お楽しみに!!!