こんにちは。小石のような男です。
今回は、
創作者・クリエイターにとって欠かせないものについて
クリエイターにとって必要なものと言えばたくさん思い浮かぶと思います。
本記事では、1つに焦点をあてて述べていきます。
今後の制作活動に必要になると感じたことをまとめたので、最後までお付き合いいただきたいです。
それでは、さっそく本題に入っていきます。
観察力
結論は、見出しのとおり観察力です。
「ではさっそく観察してみましょう」と言うのは簡単です。
しかし「観察」という単語一つの意味を捉えるのは難しいです。
本記事では、観察を、一連の手順として捉えてみましょう。
①認知する。
これから見るものを選択し、判断する。
↓
②観察する対象となるものを意識して見る。
↓
③見た結果を判断、理解、考えたことをまとめる。
以上①~③のステップ。認知して、観察を行い、表現する。
サイクルの中に、今までにないアイディアや想像が生まれ作品を創ることができます。
意識せずに見るは、本記事でいう観察に該当しません。
「見たいものだけ見る」は、偏り、似通ったありふれた作品しか創れないきっかけになってしまいます。
自分がまだ気付いていないこと、いわゆる視野を広げてこそ、斬新で、面白い、ワクワクする作品が創れます!!!
では、本記事で述べた、観察力を鍛え上げればいいのでしょうか?
鍛える方法は、悪い観察を避けることができれば、良い観察になる
では、悪い観察、観察を邪魔するものは何かを具体的に述べていきます。
認知バイアス
心理学用語で、脳の中で先に決めてから、脳が見たいものを観察する。
脳の仕組みのことを意味します。
そのため、自分の中で見えていないもの・観察できない対象が必ず出てきます。
物理学者で有名なアインシュタインの言葉に
「常識とは、あなたが18歳までに見につけた偏見の塊」という名言まであります。
つまり、認知バイアスは、生きてきた経験により、誰しも起こりうる現象だと分かります。
(例)ブランド物に興味がある人について
その人が相手を見るとき、どこの洋服を着ているか、どこのアクセサリーを身に着けているかなど、ブランドに自然に目が行きます。
しかし、ブランド物に興味がない人、洋服に興味がない人は、おこに自然に目が行くことはまずありません。
脳から発信(興味があること)→観察対象(目で見る)
認知が先にあり、その後に観察がある。
自分の興味があること、もっと言ってしまえば自分が見たいものしか見えなくなってしまうのです。
だからこそ、邪魔なバイアスを除き、視野を広げる解決策こそ物語に触れるです。
まとめ
物語に触れることで認知が変わりやすく、とても実感しやすいです。
主人公や好きなキャラクターを物語の中で観察してみてください。
・言葉がない。表情だけで伝える場面
・言葉はあり。言っていることと表情が少し違っている場面
こういった場面、シーンを見つけて自分なりに考えてみることで、認知が少しづつ変わり、観察力に大きな影響が出ます。
今まで見たこと、読んだことのないジャンルに手を出すのも解決策です。
認知を変えることは、自分の世界から抜け出すことです。
見る視点が変わることによって創る作品が輝く。
それでは次回の記事でお会いしましょう👋