こんにちは。小石のような男です。
今回は後編となるため、前編の記事を読んでから続きを読むことをオススメします。
動画をご覧になっていかがでしょうか?
実は、以前にも木の描き方でご紹介した、遠景・中景・近景を今回も使っています。

これも復習になるため前回の記事を読むとより理解がしやすいと思います。
木の描き方(前編)▶https://wp.me/pbYvU7-8n
木の描き方(後編)▶https://wp.me/pbYvU7-as
それでは解説していきます。またこの1枚イラストをご覧ください▼

一番手前にある(ゴーレムの右横、左横)にある木の枝と草がありますよね?これが近景です。

続いて、ゴーレムとリード君、これが中景です。

違いが分かりますか?
近景を一番明るく、中景を影で真っ黒にする。
という色で表現しています。

新緑の猿:たしかに!遠くに見える!?色だけでこんなにも違いが出るんですね。
小石のような男:そうなんです。
色を変えることで距離感を出せる。今回の肝になります。

これが分かったところで次に遠景の解説に入っていきます。
遠景は、石壁の後ろ側の木や草です。

これも色で表現しています。
一番手前の近景の草より・・・

遠くの草の方が緑が濃い、深緑色になっているんです。

新緑の猿:なるほど、ただ暗くするだけで表現できる可能なんですね。
小石のような男:そうですね。ここから少し応用です。
そのまま色を明暗で暗くしただけでなく、カラーサークルの青側に持って行ってから暗くする
そうすることで更に遠いことを表現可能になります。

遠くにあるのは、森みたいな木がたくさんあります。
ここから分かることが、遠くに行けば行くほど緑の色が重なり色自体が変わるということです。
この理由から、遠くのものを青みが掛かった青緑にすると遠距離が表現でき、逆に手前は、黄緑にして、遠近感を出しています。

新緑の猿:参考になりました。ところでこのイラストにある天使の輪っかみたいなのて何ですか?

小石のような男:実はこの絵、、、
壁画なんです!!!
新緑の猿:え~!銅像だと思ってた!


小石のような男:ゴーレムが退くと、後ろに壁画が出てくるんです。
この壁画というのは、「SKYSTORY」では夢描病と呼びます。

新緑の猿:何ですか、それ?
小石のような男:別のイラストをご覧ください☟

これは、壁に掘り出した絵ですが、無意識に謎の絵を描いたり、掘り出したりする病気が空の世界でまん延しています。
その人達が描いた絵になります。

諸説ありますが、、、

新緑の猿:隠し要素があって、面白い絵ですね。
小石のような男:そうなんです。マル秘な絵になっています。

改めて、猿さん。今回の解説どうでしたか?
新緑の猿:遠景、中景、近景の立体感を出す要素がきちんとあったということと、前回のいい復習になりました!
まとめると、SKYSTORYについて知ることができ、構図を意識した1枚のイラストで勉強になりました。

小石のような男:ありがとうございます。では、最後に1つ問題です。(デデン)

この絵(ゴーレム)は、アオリかフカンどちらでしょうか?
新緑の猿:フカンですね。
小石のような男:正解です。
アオリというのは、下から見上げる構図(ローアングル)
フカンというのは、横図タグの1つで(斜め)上から見た構図
でしたね。

他にも、絵描き動画を上げているので、よかったらそちらの動画もチャンネル登録して見てくれると嬉しいです。
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ではまた次回の記事でお会いしましょう👋