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何かを始めるのに早いも遅いもない(フクロウのPROFILE)

こんにちは。

2023年10月から、小石のような男に変わり、、メインでブログを書き始めたフクロウです。




今年に入って改めて、自己紹介を本記事でさせていただきたいと思います。

私のことを知った上で、これからもブログを読んでもらえたら幸いです。



それではさっそく自己紹介を簡単にさせてもらいます。

ーーPROFILEーー

小さいころから絵を描くのが好き。

学校の休み時間、授業テスト中、勉強の休憩中

とにかく隙間時間さえあれば、絵を描く。

自分が創る物語夢中で制作していました。(勉強の成績は下がったのは言うまでもない。)

中学生の時の夢は、漫画家。

しかし、大人になるにつれ、漫画家で食べていくのは難しい。

学校の勉強、学業に集中した方がいい。

という理由から、絵を描く時間が減っていきました。

そして、大学へ。

大学になり、余暇時間が増えたことから、漫画以外の本(小説・学問学術系、ビジネス系)をたくさん読むようになりました。

そこで、漫画ではなく小説を書きたい意欲が湧き、挑戦をしました。

小説も、大学時代に一作品書いて終了。

結果として、漫画も小説も趣味で終わりました。

社会人となった今どちらも活動はしていませんでした。

そんな中、読書が好きなこと、漫画を描いていたこと、小説を書いていたことを身近に知っていたのが「小石のような男」でした。

ありがたいことに、小石のような男は

「フクロウは、文章力がある」

「フクロウは、想像力、創作の才能がある」

と言ってもらいました。

そこで「漫画、小説以外の新しい挑戦をしてみない?」

と誘われたのがブログの活動でした。

全く予想もしていなかった活動の誘い。最初は戸惑いました。

ブログは読んだことないかつ今この年(社会人)からブログを始めても遅いのではと考えました。

今思うと、どうでもいい悩みだなと。

こうしてブログを書くと同時に他の人のブログも見るようになり現在に至ります。

コラム

フクロウの名の由来3点

①鳥の中でも「フクロウ」が好き。

②ローマ神話の女神ミネルヴァの方に知の象徴としてフクロウがとまっている。(知を追い求めることを忘れない姿勢。)

③フクロウの中にクロウ(カラス)という文字が隠されている

私の好きなアーティストが「GARNET CROW」だから。

最後に




以上が簡単な経歴です(笑)

今さらですが、この記事を描こうと思ったきっかけがあります。

何かに挑戦したいけど「若ければやってた」「学生のときに打ち込んでれば」などを理由に

やらない方、もしくはあきらめてしまう方が多いと思います。

人生100年時代(平均寿命100歳)に突入といった時代

いつ何が起きるか分からないからこそ、自分の生きる武器を手に入れるために挑戦してみる

「小石の庭ブログ」という場がなくなったとしても、文章力(武器)が消えることはありません。

これからもブログが存在し続ける限り、たくさんの思い、情報を発信し続けたいと願っています。byフクロウ

それではまた次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY プロジェクト 王のフクロウ

来年から新企画スタート(告知)

こんにちは。フクロウです。

今年はブログ限定企画として対談を全10回にわたって公開してきました。

対談シリーズまとめ▶https://wp.me/pbYvU7-1QV

そして、来年もブログ限定で、新企画スタートすることを決定したので発表させてもらいます。




組織論(SKYSTORYを最強のエンタメへ)

これから創る『SKYSTORY』を最強のエンタメとして輝かせるために

◎今のチーム組織の現状

例)個々の主メンバー紹介、各々の活動内容、チームでの活動内容等

◎これから目指す組織、あり方

例)今足りないチームメンバー、理想とするチーム像、法人化した場合の理想理念等

についてを5回(予定)に渡って述べていきます。

理由として

『SKYSTORY』を知ってもらうかつ中の人(創作者含め)を知ってもらうきっかけ

をこの記事で実現できたらと考えています。

お楽しみに🌟

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SS小説

SS(SKYSTORY)小説8

こんにちは。小石のような男です。

SKYSTORY(SS)小説好評につき、第8弾まで来ました。

今回も簡単に読めるよう、短く書きました🖊

さっそくSKYSTORYの世界をご堪能ください🌎

『NOAHの学び舎』




かつて大きな魔法を学ぶ学校だったところが、かつての大戦争によって甚大な被害を受けた。
元はものすごく大きな建造物だったが、大部分が無くなり跡地と化している。

今この場所はNOAHにいる者達の学び舎として使われている。

空の世界のリベラルアーツ学び、魔法、科学についても少し触れている。

リードにとってここはこれから外の世界に出る準備段階としてとても大切だった。

熱心に学び、貪欲に知識を得ていく。

しかし耳長族ということもあり、周りの者たちからは忌み嫌われ肩身が狭い思いをしていた。
後にイルミを羽ばたかせ、ダークエルフを撃退するという二つの奇跡を起こすまで、この扱いは続く。

その中でも

『アカシアの書庫』
-AKASHIC RECORDS-

アカシアの木の下には、アカシアによって許されたものだけが入れる巨大な書庫が存在する。

そこには世界の叡智が保管されており、リードとイルミはそこで一緒に沢山の本を読んだ。
リードが古代の石板を読み解くことができるのは、アカシアの書庫にあった本を読んでいたからである。

アカシアの書庫には”予言書”がある。

“いずれ全ての種族を束ねる王が誕生する。
その者が世界を平和する”

と言うもの。

それは一体予言書なのか、希望なのか、はたまた計画なのか。

それは誰にもわからない。

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SS小説

SS小説7

こんにちは。小石のような男です。




SKYSTORY(SS)小説好評につき第7弾まで来ました。

今回も簡単に読めるよう、短く書きました🖊

さっそく『SKYSTORY』の世界をご堪能ください🌎

『リードの力』-Leed’s Power-

リードはエルフ同様、精霊達とコミュニケーションを取ることができる。

魔法もヒトのように杖や魔導書、魔法陣、呪文の詠唱が無くても使用でき(もちろん使用したらさらに強力な魔法を使用できる)、技を出す速度ではヒトの魔法使いより秀でている。

これはリードにヒト以外の耳長属の血が流れているから。

故に他種属の考えや気持ちも理解できる。
リードは他者に共感し過ぎてしまうため、普段は意識的に他者の意識に共感しないように突っ張って生きている。

イルミがそばにいたから

ニワトリ少年リード・ベルとその相棒イルミはいつも一緒に行動していた。

容姿がヒトと違うと差別を受けるリード、
飛べないエボルのイルミ、
二人は傷を知るもの同士かけがえのないパートナーになる。

リードはイルミに、どれだけ罵られようがドンと胸を張っていった方がいいと助言するも、自分は人前にでると強く主張することができない。

二人ともこれではいつまで経っても状況が変化しないと思ったリードは、自分の呼び方を”僕”から”俺”に変えるところから始め、突っ張って生きていくと決める。

自分のことを俺と呼び、何かちょっかいをかけてきた相手は正面から衝突するようにしたことによって少しずつリード達を悪く言う者が減っていく。

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SKYSTORY お絵描き企画 みんなで創る物語

2023年第二弾企画(お絵描き)

こんにちは。小石のような男です。




大変お待たせしました👏

今年第二弾の企画を開催します!!!

前回開催したお絵描き内容▼

前回企画参加者の作品紹介▼

今回、企画を開催するにあたって、時間をかけて物語を創り用意しました。

さっそく、お絵描き企画の詳細発表していきます👏

お時間がある方は、小石と一緒に楽しく絵を描きませんか?🖊

 

主人公ヴェイルを描こう 企画




『桜の詩』に登場する主人公「ヴェイル」を描いて投稿しよう!

「ヴェイル」てどんなキャラクター?

https://wp.me/pbYvU7-1Fe

『桜の詩』物語内容

⇒『SKYSTORY』と関連しているが、本編とは別視点で描かれた物語。

竜の呪いにより、果てしない時を生かされる男"ヴェイル"の旅を描いたファンタジー小説。🎨

初めて参加される方へ

『SKYSTORY』の物語を簡単に短い動画でご紹介👇

ではさっそ参加方法、注意点を説明していきます。

初めて参加される方は、必ず最後まで一読お願いします。

お絵描き企画の参加方法、手順、注意点について




描き方、色、イラストサイズ、指定はありません。

キャラクター単体、背景付きイラスト、色鉛筆での落書きなどどのような出力法でもOK👍

*今回キャラクターの色をはっきり載せていないのは、設定から皆様のインスピレーション(イメージ)で描いてほしいという趣旨となってます。

【参加手順】

①イラストを描く。

(複数枚投稿大歓迎!!!)

②Twitter、pixivにて

#SKYSTORY #桜の詩

上記2つのハッシュタグをつけて投稿。

(Twitter、pixiv両方投稿も大歓迎!!!)

参加者含め全員が探しやすいため、ご協力よろしくお願いします。

【参加条件】

・Twitterアカウント、pixivアカウントを持っている方

・YouTubeライブにて作品を紹介しても大丈夫な方

小石のような男pixivアカウントをフォローしてる方

↓のリンクからフォローできます。https://www.pixiv.net/users/10364942

この3点の条件をクリアした方であれば誰でも参加自由です。

【参加(投稿)期限】

6月1日~6月30日まで。

期限を間違えないようお願いします。

主催者(小石のような男)からのお願い(2点)



1枚でも多くのイラストを見たいと思っています。

①参加希望される方は、家族や友達、フォロワーさんなど気軽に誘って一緒に参加してほしいです!!

*家族や友人が描いた作品の投稿の際、誰(○○)の作品と付け加えて投稿してもらえれば大丈夫です!!!

(投稿例)

⇒友達作:世界を救う主人公。#SKYSTORY #桜の詩

そして、『SKYSTORY』をより一層楽しめるよう、

本編『桜の詩』を販売することが決定しました。

②お絵描き企画をさらに楽しむために必須アイテム。作品『桜の詩』を購入して参加してほしいです!!

「BOOTH」サイトにて販売中。

https://koishiotoko0917.booth.pm/

*過去の『SKYSTORY』作品も、下記リンク「BOOTH」サイトにて購入できます。



皆様の創作が楽しくなりますように🌟

今月もたくさんの参加お待ちしています。

それでは次回の記事でお会いしましょう👋

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SKYSTORY 小石のような男 教育

文章の作り方(小説にも活用できる)

こんにちは。

小説を書き終え、少し休息に入った小石のような男です。




休息とはいえ、ブログ記事の定期的更新があるため、完全に文章から離れることはありません。(笑)

日々、文章力を鍛えている小石のような男の視点から、今回こんな質問に答えていきます。

本記事テーマ

Q.文章を書く際に気をつけていることはなんですか?

についてです。

さっそく回答させてもらうと、

A.相手に想像、考えさせる

です。

絵を描くクリエイター視点ではなく、文章を創る視点で詳細を述べていきます。



最後まで呼んで、参考になれば幸いです。

文章の基本




文章の構造を固めた上で、想像、考えるポイントをちりばめて

記事を作成しています。

具体的に

・どのような記事を書くのか(伝えたい本質)

・誰に向けて書く記事なのか(誰に伝えたいか)

・どのように読んでもらうか(想像、考えてもらう)

3つの軸をこのように決めています。これが決まれば、自分の文章構築に当てはめていく作業にうつります。

では文章構造について紹介していきます。

三段論法

1.序論

序論は、書き始める前に検討した内容をおおまかにまとめて書きます。

記事の趣旨、主張したい意見、何について言及した文章なのか。

誰に読んで欲しいのかをまとめます。


ここで書いた主題が、そのまま記事のタイトルとしても使用されます。

そして場合によっては、結論を先に述べることもあります。

2.本論

説得力のある記事にするためには、事例、体験、データなどを駆使して

具体化するケースが多いです。

また、なぜその事例やデータを提示しているのかという理由も必要です。

本論は、このような事例やデータなどを活用して序論(主張)を支えます。

ただ意見などを主張するだけではなく、ここで裏付けを明示することで記事の信憑性が格段にアップを狙い、

正確かつわかりやすく書くようにします。

その反対に、他の例を読者に当てはめてもらい、想像、考えさせることも行います。

3.結論

結論は、序論、本論で述べた主張をまとめて提示するパーツになります。

本論で主張内容を支える証拠を詳しく記載しているので、より簡潔に要約した上で

自分の主張や記事内で読み手に一番伝えたいことなどを書きます。

💡ポイントは、読み手をいかに納得させられるかです。

結論があやふやになってしまうと、結局何を伝えたかった記事なのか?

分かりにくくなります。

そのため、私の場合、まとめを最後に必ず行います。

まとめ




絵も小説も全てにおいて時間をかければある程度上達します。

それは、練習の中で見せ方(自分の型)が決まってくるからです

本記事まとめ

毎日すこしでも文章に触れることで文章力がupし、描く作品も必ず面白みが増す。

今回の記事が少しでも良かったと思った方は、私の小説もぜひ読んでみて下さい

無料で読めるSKYSTORY短編小説

https://wp.me/pbYvU7-1E8

SKYSTORY小説『桜の詩』販売サイト

https://koishiotoko0917.booth.pm/

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SKYSTORY 対談 小石のような男

ブログ限定特別企画(小石のような男の対談・第5弾)

「こんにちは。小石のような男です。そして…」

「こんにちは。フクロウです。」



今回は、対談企画ということで

本記事テーマ

ゲスト「王のフクロウ」との『SKYSTORY』チームについてのテーマで対談していきます

「よろしくお願いします!」




役割 一期一会

王の梟:前回の、新緑の猿さんのと対談面白かったです。

小石:ありがとうございます。今回は、新緑の猿でなく、フクロウにきてもらいました。

*新緑の猿とは→動画編集兼営業担当の一人。

王の梟:今日のテーマ、さっそく発表お願いします。

小石:なぜフクロウさんと今チームとしてやっているのか?

についてです。

王の梟:誘ってもらったのは覚えてるけど、理由を知りたいです。

小石:理由は、いくつかありますが、一言でまとめると信頼できるかです。

王の梟:おぉ~! 私も同じ理由です。友達以上のビジネスパートナーとして大切ですね。

小石:そうなんですよ。新緑の猿も同じ理由です。

信頼した上で、適性な仕事を依頼させてもらいました。

王の梟:適性?詳しく聞きたいです!

目指す世界観(なさそうでもありそうな世界)




小石:誰しも長所、短所があります。

長所を活かし、力を最大限発揮してもらいたいと思っています。

その長所を活用が適正に該当します。

王の梟:なるほど。だから私にブログ管理をお願いしたということですね。

小石:そう、そう。

フクロウの長所は、分かりやすく伝える力×文章力

これらを組み合わせて『SKYSTORY』も、面白く伝えてもらえると思ったからです。

新緑の猿:こんにちは~いきなり登場の猿です。

小石:猿さんも来たのか。

新緑の猿:前回の対談で、次回も絶対に呼んでね!て話したから勝手にきちゃいましたよ(笑)

王の梟:行動力がすごい(笑)

小石:ちなみに、猿さんには行動力があるからこそ、動画中心の宣伝、営業をお願いしてます。

新緑の猿:そうだったのか!?

小石:そう。依頼するからには私も、中途半端な作品は出せないので、作品創りにより熱がでます。

まとめ

王の梟:チームの裏話を聞いて、よりチーム力が大事なのが伝わりました。

小石のような男:そこまで汲み取ってもらえると伝えた意味があります。

新緑の猿:うんうん。僕もより一層スキルを磨いてく。

小石:私含め、これからの『SKYSTORY』のチームでの活躍を期待してもらいたい。

新緑の猿:よろしくしく。フクロウさん!この話も記事にしっかりまとめてくれ(笑)

王の梟:もちろん。次回の第六弾までに必ず。

新緑の猿:次の対談企画は、最初から呼んでくれるんだね?

小石:それは分からんけど(笑)

第五弾まで引き続き、ご覧いただきありがとうございました。

●第一弾(ブログについて思うこと)

https://wp.me/pbYvU7-1rA

●第二弾(趣味について)

https://wp.me/pbYvU7-1tE

●第三弾(価値観について)

https://wp.me/pbYvU7-1wR

●第四弾(作品創りの過程について)

https://wp.me/pbYvU7-1zi

小石&新緑の猿&王の梟:それでは次回の記事でお会いしましょう👋

バンバイビ~!!!!!!!!!




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SKYSTORY SS小説 小石のような男

SKYSTORY小説5(新刊発売を記念)

こんにちは。小石のような男です。




『SKYSTORY』新刊ついに完成しました📚

そこで今回、

「ハルト」について簡単な小説をご紹介します。

さっそくご覧ください👇

掌編小説

ハルトはロゼの師であった。

 どんな時も共にあり、ハルトが唯一自分と対等に戦えるようになると、そう感じるほどの才を持っていた。

 心は誰よりも純粋で、いずれ王の席を譲りたいと考えていた。

 ロゼが初めて戦争に参加した時、多くの味方兵が殺されるのを間近で見た。

 多感な時期だったと言うのも相まって、ロゼは深く傷つき、悲しんだ。

 話に聞いていた戦争。教えてもらった世界の仕組み。

 それらを現実のものとして体感した。

 目の前で多くのものが死んでいく。そしてそれ以上の数、殺していく。

 そんな惨状を目の当たりにして、平然と立っているハルトに疑問を持つようになる。

 ハルトは戦争によってホムニピアを強く、大きくしてきた。

 同盟を持ちかけ、応じれば傘下に加え、反発すれば最もらしい理由をつけて戦争が始まっていく。

おまけ




・ハルトのキャラクター紹介

https://wp.me/pbYvU7-vc

・本小説の続き

PIXIV FANBOX▶https://koishiotoko.fanbox.cc/

・SKYSTORY小説1

https://wp.me/pbYvU7-1aT

・SKYSTORY小説2

https://wp.me/pbYvU7-1vl

・SKYSTORY小説3

https://wp.me/pbYvU7-1yP

・SKYSTORY小説4

https://wp.me/pbYvU7-1B6

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SKYSTORY 小石のような男 教育

キャラクターの描き方(不平等な世界を生き抜く方法)

こんにちは。小石のような男です。

今回はこんな質問を取り上げました。

本記事テーマ

Q.キャラクターを作りにおいて、何を考えていますか?

SKYSTORYに登場するキャラクターをこれまでたくさん紹介してきました。(最後に紹介リンクを貼っておきます。)

全体的に共通していえることは

A.個性を一番重視して考えているです。

これだけでは分かりにくいと思うので、さらに詳細を述べていきます。



キャラクター個性 人格形成



一旦、現実世界の話をします。

私達は、生まれた時から、平等ではなく、遺伝により能力の差が多かれ少なかれあります。

・知性

・見た目

・根底にある性格

これら全ては、成長するにあたり、人となり、個性になります。

ユニークであり、みんな違ってみんないい。という事実。

一方、変えることが、とても難しい不平等な世界という事実。

受け止め方も様々ですが、小石のような男は、個性があり、ユニークを武器と捉えています。

自分自身のユニークさ、特徴を認識すればどんな人でも面白く、輝くことができる。

いわゆる、不平等な世界でも誰しも十分に楽しめる余地があるということです。

ここから、どんなキャラクターでも、物語を面白くできることが見えてきます。

キャラクターをつくる上で、まず個性を決め、個性を活かすために、ストーリー上どのように動かしていくか。

というストーリーをつくる上での決め打ちにもなると思っています。

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SKYSTORY SS小説

SKYSTORY小説2

こんにちは。小石のような男です。




2021年11月企画で開催したSS小説企画を読み返しました。

どれも面白しく、私も小説を書きたくなったので今回、

SS小説第2弾を公開

小説1▶https://wp.me/pbYvU7-1aT

とはまた別のジャンルが異なる物語。



ぜひ『SKYSTORY』の世界観への入り口としてお楽しみください👏

禁断の実-意識覚醒

"禁断の実"と呼ばれる非常に高価な木の実が存在する。

一口でも齧ると脳に高次元の刺激を与え、神と呼ばれる者に近い意識体験をすることができるという実だ。

今では極めて少数のみ裏市場に出回っており、非常に高価であるため実際に見たことがあるというものはほとんどいない。

 神話ではエルフ属が祀っていた神木に成っていた実であり、これを摂取したことによりエルフ属特有の不思議な力(霊術)が発現したのだと言われている。

後にこれを知った魔人属達により神木は燃やされ、古代のエルフ達がもつ神智的な力が弱まったとされている。

前編

「おや、目が覚めたようだ。痛むかい?エルフ君」

水が滴る薄暗い部屋で、枯れ木で有りながら強い力によって生かされている黒い木に衰弱し意識が朦朧としているエルフが縛り付けられている。

エルフの首や手には貴金属が装着されており、高貴な家柄であることが窺える。

「あ……う……」

エルフは赤子のようにしか訴えることができず、主張を理解できない。(そもそも聞こうとしない)

ピシウスは、淡々と作業を続ける。

「君達エルフの中でも良い生まれの者の血からは、より多くの覚醒質を採取することができるんだ。やはり君は良いものを持っているね。これで僕の目利きとしての才が間違いのないものだと兄さん達に証明できるよ。」

 縛り付けてある黒の枯れ木によって全身の血液を抜かれ続けるエルフの意識は風前の灯火。

今にも命の火が消えるというタイミングで魔人による採血が終わる。

エルフは今日の分の終わりを微かに保たれている意識で悟ると、首を落とし気絶する。

「今日も十分な量が採れた。やっぱり王家の血は良いなあ。回復力に優れているから何度も採れる。もっと早く分かってたらこれまで無駄にする事無かったのに、もったいない。」

魔人は、仕事を終えると鰐のように重い尻尾を引き摺りながら部屋を出ていった。

「兄さん、前言っていたことは実証できたよ。これで意識覚醒剤の完成に近づいたよ。これで父さん僕に会ってくれるかな?」

 体中血まみれであることは一切気にせず、整えてあったズボンを引っ張ってきたピシウスに対して、ルースは呆れた表情で見下ろす。衣服が汚れる事を嫌う兄だが、何度言っても聞かない弟に対して怒ることはもう無い。

「なぁピシウス。いつまでよくわからない実験をしてるんだ。大抵のことは魔人がこれまで記してきた書物の中に書いてある。禁断の実は大昔に盗った分しかもう残ってないって言ってるだろ。」

「違うんだ兄さん。実験してると大抵は書物に書いてあること通りなんだけど、時々違うことがあるんだ。多分なんだけど意図的に嘘が混ざってると思うんだよね。」  

 敬虔なイザヤ信徒のルースは、魔人属イザヤが記した書物に書かれた事を絶対的に信じているため、弟の言う事に対して一切の理解を示そうとしない。

「いい加減お前も魔人属らしく現世-うつしよ-の真理探究に集中しろ。エルフみたく下等種属じゃないんだ。世を解き明かすこと、これのみが上位存在として世に生を受けた我らがやるべきことなんだから。」



後編

 ほら、お前も食べろと言わんばかりに禁断の実をピシウスに渡し自らも身を齧る。

 一瞬意識が途切れたように頭が揺れ、魔人属特有の真っ黒な目が 白く充血する。

長時間湯に使った後、湯船から上がった時に出るような声を発したルースは、先ほどの鉄仮面とは思えないとても満足げな表情をしている。

 「どうだピシウス。禁断の実はほぼ全て我々が牛耳ってるんだ。今更新たな覚醒の薬を作る必要がないだろう。」

実の効力の効き目が強く、ピシウスの返答など聞こうともせず自分が話したい事を話す。

「わかったよ兄さん。なら一回試してみてよ」 ピシウスは首を垂れている衰弱したエルフから採った覚醒質から作った、試作品の意識覚醒剤を金でできた杯に注いだ。

ルースは効力を疑いながらも金杯に入った意識覚醒剤に口をつけた瞬間、杯が土でできた床に落ちエルフの足元へ転がる。

意識覚醒剤をほんの一滴ばかし体内に取り込んだルースは脳に走るあまりの衝撃に耐えきれず、高い塔が内側から粉々に爆破されるように腰から砕けその場に倒れ込んだ。

この一瞬の間にルースが体験したことは、ルースのこの先の人生の中でも最も記憶に残る体験になったことは間違いない。

後にピシウスが完成させた意識覚醒剤は各種属の学問を極め者や芸術家、ないしは王族貴族の間でひっそりと広まるが、最終的に大きな戦が連続して起こる時代になると最強の兵士を創り上げるために何度も使用されたという。

元となる素材がエルフ属の血であることが判明された暁に、エルフ属は魔人属戦争をしかけ数百年続いた後に意識覚醒剤についての情報は秘密組織マート(世界の秩序を裏で守っている組織で、種属関係なく紹介にのみ加入できる)によって封印された。  

 現在この薬が隠されている場所を知るものはおらず、マートの三賢人一人一人の持つコードを全て集め、解読した際にのみ辿り着くことができる最重要機密の一つになった。




SKYSTORY小説 その他

・SS小説1▶https://wp.me/pbYvU7-1aT

・SS小説3▶https://wp.me/pbYvU7-1yP

・SS小説4▶https://wp.me/pbYvU7-1B6

それでは次回の記事でお会いしましょう👋