カテゴリー
お絵描き講座 教育

ガイドラインを使って立体感を出そう!【絵描き初心者のための小石ワンポイントレッスン】

こんにちは。小石のような男です。

今回の記事の内容は「ガイドラインを使って立体感を出そう」というテーマで説明していきます。

今まで背景の説明ばかりでしたが、今回は人体の描き方を解説した動画です。

それでは、まず一度こちらの動画をご覧ください☟

いかがでしたか?

人体の描き方は色々、気を付けないといけない点があります。

なので一気に色々覚えるのは大変です・・・

なのでワンポイントだけ注目して説明させていただきます。そこを重点的に伸ばしていきましょう!

ではテーマでもあるガイドラインについて見てきます。

背景の時に説明したガイドラインとは少し違います。

ではガイドラインとは?

政府や団体が指導方針として示す、大まかな指針です。つまり補助線といいます。(下書きのイメージと思ってください。)

では補助線の使い方(例:顔を描く時)について解説していきます。

丸描いて、横引いて、縦線の下書きを描く。⇒目の場所が分かりやすい

このように簡単な設計図みたいなものです。なので最初の土台作りが大事になってきます。

人体を描く時は、基本下書きからはじめましょう。

下書きをすると違和感が出てくると思います。そこでガイドラインを引くことで違和感の正体が見つけられます。

では、言葉だけでは分かりづらいので実際私が描いた絵を参考に解説していきます。

下の画像をご覧ください⤵

まず、あたりと呼ばれる服を描いてない状態を描きます。そのあとにガイドラインを描いていきます。

ガイドラインは、輪切りをイメージして引きましょう。

それぞれのパーツの形を確かめるために引きます。凹凸で頭の形や胸など表現できます。

それ以外、腕にも注目してみましょう。凹みのある曲線、部位によっては長さも違います。

細かく、ちょっと凹む部分を表現します。

立体感を確かめる。これを描くことによってパーツの形を把握できます。

ガイドラインを描く前、描かない場合と描いてから影をつける場合では立体感が変わってきます。さらに自分の頭の中のイメージで立体感が意識できるようになります。

なお青線でガイドラインを引いたことにより影をどこにつけていいかが分かりやすくなるのもポイントです。

ではもう少しガイドラインについて詳しく見ていきましょう。

青線のガイドラインを引く理由として挙げられるのが3つ。

①影をつけやすくする

立体感が分かりやすくなり、パーツごとの凹凸かつ影のつけるところが分かりやすくなります。

②服を描く時に楽になる

パーツごとに形をしっかり把握できていれば、どこにシワはできて、どこが真っすぐなのかが分かります。

このことから服は体の構造を作ってから描くのがいい理由の一つになります。

③形を見直せる

変だなと思ったところにガイドラインを引くことで、凹凸になっていることに気付けます。

仮にペン入れをした後の場合、描き直すのが大変にあるため、下書きの時点で気付けるのが一番楽だということです。

ガイドラインについて+α

描きやすいように見えない部分のパーツピックアップする。(ガイド)

複雑なところをピックアップすることで、より形の把握がつきやすいです。

例えばしゃがんでいるポーズは難しいですよね?

ですが骨盤を描くことで「足の出る方向・向き」などの構造が分かりやすく出来ます。↓

このように線画から始めるのはよくないです。

いびつな曲がり方の足や腕を描いてしまう。腕の接続部とかを描いてあげると「これ以上曲がらない」というようにイメージができます。

繰り返しになりますが、ガイドラインを引いていくと自分の絵の変な部分が分かります。

しっかりとした設計図を作っていいイラストを描くことが今回のポイントです。

自分が描いている絵のいびつな部分を見つける方法の一つとしてガイドラインを解説しました。

なお、人体に限ったことではなく、複雑なものを描く時にもガイドラインを引いて描くことで難しいモチーフでも描けるようになります!

優れた魔法のツールなので強くオススメします。

ガイドラインを引くことで、根っこの形や生え方などをイメージしながら描いていけます。

例)銃を描く時

かなり複雑な形の構造ですが、ガイドラインを引くと、凹凸なところが分かるから正確かつ丁寧(誰が見ても銃に見える)絵を描くことが出来ます。

後は練習あるのみです。

練習としてオススメなのが簡単な形にガイドラインを引く練習をしてみましょう。(例えば球体、円柱など)

まずは自分の絵ではなく、写真とかに実際に描き込んでいくと良いでしょう。それによって立体を理解できるようなります。

ぜひ試してみて、絵を上達させてもらえればと思います。

今回もご愛読ありがとうございました。

【最後にオマケコーナー】

Twitterで私(小石のような男)が描いたキャラクター(キャラクターの名前:冒険する魔法使い)を嬉しいことに フォロワーさんに 描いてもらいました👏

ありがとうございました。

動画には出してないイラストや絵に関する情報をたくさん発信してますのでTwitterをフォローしてくれると嬉しい限りです。☟

小石のような男 Twitter ▶https://twitter.com/koishiotoko?s=20